100歳くらいで読み返したいもの
20代で得た知見
を今更読んでいるのだが、
色んな人生観から見出された「世の常」集、「人間界の真理」集のようで
形や言葉はちがえどみんながどこかで感じるようなことをうまく紡いでる。
世の中には成功者からのノウハウ、何かを成し遂げた人の価値観などネットの記事でも、書籍としての指南書でもなんでもかんでも溢れかえっている。
でも成功した人もそうでない人も幸せな人もそうでない人も、自分の人生で得たものが真理だから、誰かの基準やノウハウを鵜呑みにする必要はない。
理解できないものにも良さがあったり、不完全さに執着したり愛おしさを感じたり。
今自分が何者かになりたかったり、何かを掴みたかったとしても、もっと気楽に肩の力を抜いていいんだって思える、そんな本だった。
自分も30代に突入してから特に、これは世の理だ!と小さい発見が色々ある。
そういったものを書き溜めてみるのもおもしろいかも。
よぼよぼのおばあちゃんになった時、自分の感じた「世の理」の蓄積を振り返ったら
どんなことを感じて生きてきた人間だったか、
どんな半生だったかがわかるのかな。
ちょっと歳を重ねるのが楽しみになったかも。
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