夢日記6　アイスの恨み（夢の続き）

あと少しで食べれたのに…。

どうしても、昨日のアイスクリームが忘れられない。
きっとバニラを選んだはずなんです。

だって、味であまり冒険しないタイプだから。
悩んだとしても、最後はいつもバニラに落ち着く。

バニラなら、失敗がないはずだから。
バニラなら、確実に美味しいことがわかっているから。

だから、きっと昨日の夢の中でもそうだっはず。

よし、夢の続きを見るぞ！

私はベッドの中で、昨日見た夢を思い出す。
そして、夢の続きを妄想するのだ。

うん、うん、いい感じに、
アイスクリームのショーケースが目の前に出てきたぞ。

さあ、バニラを選ぶぞー！

え！！　
手を伸ばすと、そこには棒アイスが。

もう、

「トンネルを抜けるとそこは、ハワイだった！」

ぐらいの衝撃！

そうなの？カップではなくて、棒タイプだったの？！

すぐに切り替えなければっ！
だって、アイスキャンディ―棒なら、バニラ味では重すぎるのだ。
同じ白色ということでいうなら、カルピス味が好き。
いや、むしろ「グレープ」とか「ソーダ」とか「オレンジ」とかがいい。

そうだ、マンゴー味だ！

マンゴー、いいね。
マンゴー、甘いくてとろけるね。
マンゴー、最高ね！

うん？うん？
マンゴー味がない？

いやいや、今ってマンゴー、もう定番でしょ。
絶対あるやつでしょ。

うううっ、ない…。

もう、口の中がすっかりマンゴー味にとらわれている私。
他の味を受け付けられなかった…。

そして、
アイスを食べないという選択を、自ら下した（涙）。

そっか。
結局、食べなかったんだね、アイス。

あのアイスを食べる運命ではなかったのだ。
次男よ、昨日は八つ当たりして、すまん。

夢の続きの妄想シミュレーション。
おかげで、晴れて、納得できたのでした。

ちゃんちゃん。