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【ヨガ哲学】ニヤマ 日常で行うべき行為


行ってはならないことを定めたヤマに対して自己に磨きをかけるため日常で行いたいことを5つ定めたものがニヤマ

1シャウチャ 清潔を保つ
2サントーシャ 足を知る
3タパス 自己鍛錬
4スワーディアーヤ 学ぶ 
5イーシュヴァラ・プラニダーナ 結果をありのままに受け入れる

①シャウチャ 清潔を保つ


部屋の状態、身だしなみ、これらは心や身体の状態を表しているといわれています。
生活空間、ヨガをする場所、普段から使用しているもの、また自分の道具である身体、これらを清潔に保つことで心の浄化にもつながってゆきます。

②サントーシャ 知足


自分を何かと比べると足りないものばかりに気を取られてしまいます。
自分の持っているもの、与えられたもの、環境に目を向け、受け入れることで幸せを手に入れます。同時に、自分自身の課題に気づくことがあればそれは成長のためのきっかけなのです。

③タパス 自己の鍛錬


自己の課題に対して真摯に向き合い修練を重ねること。
同時に、アヒンサ(非暴力)とのバランスも大切になります。苦行、鍛錬を繰り返すことで自分自身への暴力になってしまわぬように、注意が必要です。

④スワディアーヤ 学ぶこと


もともとは、ヨガの聖典を学ぶことをいいます。そして自己の本質を学んでいくことです。常に学び続ける姿勢をとることが、ヨガという生き方につながります。

⑤イーシュヴァラ・プラニダーナ 結果をありのままに受け入れる


自然の摂理を理解し、ありのままに身を委ねる。
自分にはどうにもできないことには逆らわず、受け入れることで私たちは日々の焦燥感や苦悩を手放し、心の静寂を得ることができる。



人は幸せに向かって生きているのだけど
その《幸せ》っていうのはどこかにあるものではなくて
手元に最初からあって、それに気づくことが大切なのです。

ニヤマは、そのためのマインドづくり。
幸せを受け入れるための心のキャパシティを広くするスパイスだと感じています😀

ヨガの資格を取る前、
「ヨガの先生ってみんなきれい」って思っていたのだけど
容姿が云々ではなくて、心の内側からの美しさだったのかな、と今では思います☺️

ニヤマの実践こそタパスでもある。
そんな気がします✨


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