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クレジットカードの危険性 3

〜韓国で詐欺に遭った体験談〜

 今回は、反省を含めてどうすれば回避できたか、不幸にもカード詐欺に遭ってしまったらどう対処すべきかを書いていきます。

こうすれば回避できたかも

1.即決せずに、一度店を出て検索

 クチコミが必ずしも正しいとは限りませんが、ザセム明洞1号店ほど悪いクチコミがあれば避けるほうが無難。私も事前にこのクチコミを知っていたら、絶対店に入らなかった。
 ちなみに明洞一号店というからには二号店、三号店もあります。明洞以外にも店舗があります。この記事を書くためにいろいろ検索していると、五号店も悪いクチコミがありますね。

2.旅行者と言わない。あるいは、しばらく滞在しているふりをする

 入店直後にいきなり商品を勧めるのではなく、フレンドリーに話しかけて旅行者かどうか、いつ帰国してくるのかを尋ねてきたら、帰国は三日後など、なにかあったら店に直撃できるぞ、とにおわす回答をする。
 もし、滞在中に詐欺に気づいたら、韓国旅行警察に相談してみて下さい。私の詐欺とは違うパターンですが、一緒に店に行って交渉して返金できたというクチコミがありました。日本語ができるスタッフがいるようです。

3.デビットカードという選択

 クレジットカードは後払いですが、デビットカードは即決払いなので、出金した瞬間スマホに連絡メールが届くように設定しておけば、今回の場合、店内で二重請求に気づき、回避できたかもしれません。

 こちらデビットカードのお陰で詐欺(?)にすぐ気づいたという動画です。クレジットカードだったら気づかなかったかもしれません。無事、一ヶ月後にタクシー会社から返金されたそうです。この方はyoutuberなので、会話や相手の顔、車のナンバーなどきっちり撮影していたのも大きかったのかもしれませんけど。
 ただ、デビットカードは即払いなので、返金は直接店からしてもらう必要が。もし動画という証拠がなく、このタクシー会社がしらばっくれたら返金は難しいかも。そういう意味で、デビットカードも100%安全とはいえませんが、金額をしっかり確認していれば回避できたパターンです。

 自分で金額を入力して支払うpaypayなどは、もう少し安全でしょうかね? まだ利用していないのですが、検討してもいいかも。

 クレジットカードは危険。でも海外旅行に、現金オンリーで行くのも不便なのは事実。現金は盗まれたり無くしたらそれまでだし、なにしろ両替には手数料がかかるし、両替所を探すのも面倒。かといって、空港で大金を両替して、なにかあったら困るし、余ったら再び手数料払って日本円にもどさないとならないし。悩ましいところです。

ザセム(The Same)について

 ザセム自体は、少し前に話題になったカタツムリの粘液を使った化粧品です。日本でもわりと好評です。有名な商品なので、どこのコスメ店でも取り扱っています。日本でも楽天やamazonで購入できます。明洞一号店では「日本ではなかなか手に入らない。売っていても二倍以上の値段」とか言っていましたが、ほぼ同価格です。韓国で買うと免税で少し安くなる&オマケがたくさんつくので、割安感はあります(為替レートに注意)。

もし、クレジットカード詐欺に遭ってしまったら 

1.クレジットカード会社に連絡するだけでなく、消費者センターにも連絡し抗弁書を提出する

 今回一番の失敗は、カード会社に連絡して安心してしまったことです。同時に消費者センターに連絡して抗弁書を出すべきでした。引き落としを待ってもらえたかはわかりませんが、少なくとも無駄に時間をとることはなかったと思います。また、カード会社に返金等を請求するには期限があります。楽天カードの場合は二ヶ月以内です。その点、私はすぐに連絡したのでクリアですが。
 みなさん、月一度郵送されるカード利用書にちゃんと目を通していますか?
 合計金額だけ見て「今月は使いすぎたな」と言ってポイ捨てしてませんか? 
 もしかしたら、二重請求で余計な支払いをしているかもしれませんよ。
 楽天カードのように、郵送ではなくネット上の自分のページで確認するタイプは、こまめにチェックしたほうがいいです。

2.泣き寝入りしない

 これは私の願望、お願いなのですが。
 絶対、他にも私と同じ目に遭っている人いると思います。けれど、金額分の商品はあるから、オマケもつけてくれたから、クレームいれるの面倒だから、クレーマーとか言われたら嫌だから、と諦めている人が多いんじゃないかな。店もそれを狙って40万ウォン分の美容液をちゃんと入れてる気がします。
 でも、買いたくもない商品を無理矢理買わされたのだから、ちゃんと抗議していいんです。たとえばクチコミを書くでも。非難が多ければ店がなくなるかもしれないし、私のような詐欺の苦情が多く消費者センターに届けば、クレジットカードのセキュリティーが見直されるかもしれないし。少しでも次の犠牲者を減らす行動をとっていただけたらと願います。


 以上、キャッシュレス社会に対する警告でした。長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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 せっかくnoteを作ったのに、記載したのが詐欺の思い出だけでは切ないので、今後は旅行記や創作裏話なども書いていきたいと思います。


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