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小さな素焼き鉢に物語をのせて・・・

はじめまして 
絵画講師 若林薫の妻のゆっきーです。noteには始めて登場させて頂きます。
薫さんは生徒さんの講評を書いたり 5月に開催されるアトリエ展と同じく
5月にある自分の個展の準備をしたり ここのところ大変忙しくしています。

フォロワーさんに 私から薫さんの日常をお伝えしたいと思います。


薫さんが今取り組んでいる事

ゆっきー:「素焼き鉢に絵を描いてなんて正直びっくりだったね。
      それも多肉植物を販売している山奥屋さんオリジナル
     「絵本鉢」
にしたいとのお話ですから・・・」

薫   :「そうそう 私の絵本を描いて下さいって言われたんだけどね。
      高さ7㎝直径8㎝の2.5号鉢 こんな小さい中に?   描けなくはな
      いけども^^^?」

ゆっきー:「去年からのお誘いで面白いお話と思ったけれど随分迷ってた
      ね」

薫   :「目も老眼だし!小さくて肩も凝りそうだしね。
      でもなんだか絵本鉢って面白い。とも思ったね。」

ゆっきー:「多肉植物を販売している山奥屋さんはインスタで2.2万人も
      フォロワーさんが居て ネットで多肉植物を販売すると
      あっという間に売れちゃうんだって聞いて、多肉植物の世界は
      驚きだね」

薫   :「まるで知らなかったね。始めて聞いた多肉植物。ネットで調べ
      てみたけど凄い事になっているみたいだ」

ゆっきー:「山奥屋さんが言ってたけど 多肉の世界にはリメイク鉢を作る
      作家さんも居るんだって。山奥屋さんもオリジナルの鉢が欲し
      いって事でした。」

薫   :「オリジナルだとどこにもないものだよね。だから絵本鉢なんだ
      ね」


ゆっきー:「そういえばー 何十年前だったのかなー 切り絵の技法でサン
      ドブラストをやって たくさんペンダントやワイングラスに絵
      を描いてホテルで販売したじゃない! 
      高価なブラスト機やコンプレッサーまで買ったの忘れてな
      い? あの時の小さなペンダント大変だったねー。」

薫   :「そうだ そうだねー。細かくて大変な思いをしたね。
      平塚の七夕祭りでも販売したし 当時は若かったねー。」

サンドブラストペンダント


サンドブラストワイングラス「兆し」


岡本太郎さんは「グラスの底に顔があっても良いじゃないか」
生活の中に芸術は溶け込むことを良しとしていました。

この頃の薫さんは この言葉に影響され グラスやペンダントにも描いてみたんですね。


ゆっきー:「そのペンダントに比べたら2.5号鉢なんて大きくない?」

薫   :「絵本鉢とまで命名してくれたんだからやってみようかなと思う
      よ。まずは100均の2.5号鉢で試してみたいな。」


ゆっきー:「金の湖銀の森からふくろう博士が面白いんじゃない?」


金の湖銀の森より ふくろう博士 下絵


薫  :「なんだか 今までには無かった世界で面白くなってきたね。」


と いう葛藤と話し合いの元 多肉植物販売の「山奥屋さん」のお話をお受けし 第一段「絵本鉢」4作品が出来上がりました。

100均の素焼き鉢で描いた後
愛知県常滑市の素焼き鉢をまず120コ購入して描き進めています。


常滑から届いた素焼き鉢




山奥屋さんのインスタグラムはこちらです ↓↓↓



薫   :「まだまだ知らない世界はたくさんあるんだね。
      多肉植物をもっと研究してみようとおもいます。
      これからの私の絵本が絵本鉢になっていろんな家庭に飾られる
      なんて嬉しい事だね。ワクワクしてきました。」

こうして今夜も薫さんは 小さな絵本鉢を描くのです。







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