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「芽吹きの頃」春の陽は全てを優しく包む世界は今 誕生の時

全てのものは始まりが有り終わりが来ます
そして又始まりの時が訪れます
繰り返される営みの中で私達は生きています
巡り来る季節の中で感じた事を
アクリル画と立体作品で表現しています
これからも変わりゆく時代の表現者としてその時その場で感じる事を
作品に込め創作し発表し続けて行きたいと思います
思いきって大きな平面作品を描いてみました


早春の芽吹きに 命はおど
南の吐息といきに 草木は萌え
動物達は恋をして
次代を生きる 命を創る
 
人は野に出でて花を
乙女の黒髪くろかみに飾る
春の陽は全てを優しく包む
世界は今 誕生の時


芽吹きの頃  (タテ1.8メートル ヨコ10メートル)の一部  アクリル画


春は特に動植物達が活動し始める季節です 
むせかえる様な若葉の香りと動物達の命の
臭いがします。
若者達は恋をし 夢に向かって羽ばたきます。
全てがスタートの時です。
世界は活気にあふれ 人々の声が地響きの様に聞こえて来ます。
 
この作品は春夏秋冬を四ツの部分に分け 
万物の誕生から死までを季節になぞらえて
春は芽吹き 夏は盛り 秋は成熟 冬は立ち枯れの古木を描き 
めぐり来る時代をイメージし 
その木の根元には 新しい小さな芽と生まれたての赤ん坊と
更に人骨を対比させて描いています 

作品全体の長さは10メートル有り「春」の部分のみを取り出しました
タテ1.8メートル ヨコ10メートルのロールキャンバスを壁に立て掛け 
左端から一気に描き進めました 
描いては巻き取り 巻き取っては描いたので 
全体像を確認出来たのは
ギャラリーに展示して見たのが初めてでした




「作品をご覧頂きありがとうございました。気に入って頂けましたら、
スキ・コメント・フォローなど頂けますと創作活動の励みになります。
よろしくお願い致します!」


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