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結局、人生はアウトプットでしか変えられない。

こんにちは!かおるです!

この記事は、2022年6月26日(日)8時~9時に開催したセミナーの内容をまとめた記事です。

テーマは「結局、人生はアウトプットでしか変えられない。」です。

私が2021年の9月から参加している「わくわくサロン」内で毎月末の日曜日に、テーマを変えてセミナーを開催します。

■自己紹介

私のプレゼンやセミナー開催に関する経歴は以下の通りです。

・高専、大学院時代に国内外の学会で、5本発表
・総務省主催のコンペで、全国77件の提案から採用(77件中10件採用)を勝ち取る。(プロジェクトは最優秀賞の総務大臣賞)
・Youtuber講演家の鴨頭嘉人さんが校長を務める「話し方の学校」でスピーチや伝え方を学ぶ。
・わくわくサロン内でWeb3.0に関するテーマでセミナー開催

こんな私が「結局、人生はアウトプットでしか変えられない。」というテーマでセミナーを開催します。

■インプットとアウトプットの比率を考え直す

近年の情報過多な時代で、以下の悩みを持たれている方が増えています。
「やりたいことが多くて、時間が足りない」
「いい情報がたくさんありすぎて、何からすればいいかわからない」

実際、情報過多シンドロームという症状として、定義されるほど現代人は情報収集のために脳を酷使している。

※情報過多シンドロームとは、新しいことをなかなか覚えることができない。覚えてもすぐに忘れてしまう。AとBのどちらが良いのか判断できない。といった症状を患うこと。
原因として、過剰な情報収集による脳の「オーバーフロー状態」していることが考えられる。

https://kenko.sawai.co.jp/healthcare/202001.html

そんな方は、情報をインプットするよりも、アウトプットする量を増やすことで解決します。比率としては、インプット3:アウトプット7が理想です。

なぜインプット3:アウトプット7が理想の根拠になる、以下の研究結果があります。
コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士の研究の実験
・対象:小学3年から中学2年までの100人以上のこどもたち
・内容:「人名図鑑」に書かれた人物プロフィールを9分で覚えて、テストする
・条件:グループ分けを行いテストの結果を比較(インプットとアウトプットの時間配分を変えたグループ)
 インプット:プロフィールを見て読んで覚える
 アウトプット:声を出して覚える
・結果:最も高い結果を出した小学生のグループは、インプット4割で残りの時間がアウトプットに費やした。年長のグループに限ると、約3割の時間をインプットに費やし、残りの時間がアウトプットに使ったグループが最も高い得点を取った。

すなわち、10代以降はインプットに費やす時間は3割にして、7割の時間をアウトプットに使うのが、最も効果的な勉強法といえます。

例えば、
インプット:20分、教科書を読む。
アウトプット:40分、問題集を解く。ノートをまとめる。
といった時間配分が有効的です。

情報があふれた今の時代こそ、インプットの時間を3割、アウトプットの時間を7割に変えることを意識することが大切。「いい情報がたくさんありすぎて、何をすればいいかわからない」という悩みは解決できる。

一言言うなら、
「情報入れすぎ!もっと行動してみて!」
です。

■叶えたい夢(人生の目的)を明確にする

なにか情報を集めて、行動するには何かしらの理由があるはずです。では、その理由の目的は何かを考えていただきたいです。

そのためには、叶えたい夢(人生の目的)を明確にすることが大切になります。叶えたい夢をはっきりにするためには、以下の質問が有効です。

Q:なんの制限もない生活を叶えるとしたらどんな人生したい?

ここで述べる制限とは、お金・時間・場所のなんの制限もない生活のことです。実際に紙に書いたり、スマホのメモ帳に書き出すのが良いですね。

たとえば、「海外を飛び回りながら生活したい」や「家族と一緒にゆっくり過ごしたい」、「働きたくない」など色々な目的があると思います。

…書き出してみましたか?
では、お聞きしたいのですが、叶えたい人生を送るための行動ができていますか。いまあなたがやっていることは、叶えたい夢に対して、ズレていませんか。

例を挙げるとすると、「家族と一緒にゆっくり過ごしたい」という生活を叶えたい人が、会社の一番忙しい役職を引き受けて、毎日遅くまで残業や土日出勤していませんか。

人生で一番大切な仕事は「思い出づくり」です。仕事は手段。人生は楽しむためにあります。

僕はまだ死んだことがないのでわからないですが、周りの人が言うには
「どうやら、人生はたった一度きり」のようです。叶えたい夢を実現できるように行動(アウトプット)していきたいですね。

■なぜアウトプットすることが必要なのか?

① アウトプットしないとアウトプットは上達しない
② 価値のあるインプットは大量のアウトプットから生まれる
③ 自分の才能の発見が遅れる

① アウトプットしないとアウトプットは上達しない

当たり前のことを大きな声で言いますが、
良いアウトプットをするためには、アウトプットに慣れるしかない。

例えば、アウトプット慣れをしていない人を例にすると
・免許を取りための初心者ドライバーは、運転に慣れるまで繰り返さないと、安心できる運転はできない。
・英語のテストはいつも満点だが、英語で会話したことがない人は、英語でコミュニケーションは取れない。

このように、良いアウトプットができる人は、日常からアウトプットを継続しないとできないです。

すなわけ、アウトプットは、ただの慣れです。

② 価値のあるインプットは大量のアウトプットから生まれる

Voicyパーソナリティしゅうへいさんの6/20に放送された話が勉強になったのでシェアします。

結論ですが、いい(価値のある)情報を集めるためには、行動していないと意味がありません。

情報をインプットするときに意識したら良いことは
結果 = 情報 × 行動
ということです。

いくら素晴らしい情報を集めても、行動が0だと、結果も0です。
0.1でもよいから行動を起こすことで、結果は10にも100にもなります。

そもそも、情報というのは、必要性に駆られて集めるものです。
自分が叶えたいことや困っていることがあるからこそ、情報に価値が生まれます。

いい情報と悪い情報は以下の通りです。

いい情報:行動していて、足りない知識を補うための情報
悪い情報:行動していないのに、必要以上に集めた情報

行動する前の、下調べのための情報集めは必要です。ただ、必要以上に集めると悪い情報になります。

さらに、結果 = 情報 × 行動であるため、より価値のある情報を集めるためには集めるよりも多くの行動をすることが大切です。
※呼吸の例:人は、息をある程度吐き出せない、吸うことはできない。

③ 自分の才能の発見が遅れる

まず結論ですが、自分の才能を見つけ出すためには「実際にやってみる」しか方法はありません。

例えば、サッカーをしたことがない人がプロサッカー選手になれるわけないですし、車を運転したことがない人が一流のタクシードライバーになれるわけがないです。

結局、自分の中の才能を見つけ出すために、まずはやりたいことを全力でやってみる。そして、アウトプットして他人に評価してもらうことをする必要があります。

本気でやってみて、それでダメならキッパリ諦めましょう。
中途半端にやるのなら、やらない方がいいです。余計な後悔を残し、数年後にやっぱりあれは才能があったかも。という雑念がわいてきます。

世の中にあなたの才能を見つけてもらうためには、発信(アウトプット)するしかありません。

F1ドライバーもカリスマタクシードライバーも、運転をしたことのない人に「君は運転の筋がいい」と声をかけたりすることはしません。

アウトプットをしないということは、あなたの中にあるかもしれない才能の発見の機会を失い続けるということです。

発信するという行動は、自分の才能がわからないと悩む方にこそおすすめする、一番の方法です。

情報過多な今の時代だからこそ、情報をインプットしかしない人になるのではなく、積極的にアウトプットしていきましょう。

■アウトプットの3つの種類

では、どうやって実際にアウトプットすればよいのでしょうか。アウトプットする手段は以下の3つです。

① 話す
② 書く
③ 行動する

この3つの共通点は、「運動」であることです。運動するということがアウトプットする上で重要になります。

インプット型の勉強法の代表的なものは、「読む」「聞く」ことです。これは、関連性のないもの同士を記憶するので「意味記憶」と言われます。この意味記憶は覚えにくかったり、忘れやすいという特徴があり、どうしても効率が悪くなります。

アウトプット型の勉強法は。「話す」「書く」「行動する」ことです。これらの場合、手や口、あるいは体全身の運動神経を使います。運動神経を使った記憶は「運動性記憶」を呼ばれ、極めて忘れにくいという特徴があります。

たとえば、典型的な運動性記憶として、自転車に乗るという記憶があります。一度自転車に乗ることを覚えると、3年ぶりに自転車に乗ったら乗り方を忘れていた、という人はいないはずです。

この運動性記憶は、何度も同じ動作をして筋肉を動かすことで、神経細胞が活性化し、神経が強く結びつくことで記憶される。そのため圧倒的に忘れずらくなります。

すなわち、アウトプットする上で大切なことは、筋肉が動いているかを意識して行動してみるのがおすすめです。

■まとめ

この記事は、「結局、人生はアウトプットでしか変えられない。」というテーマでまとめました。

・インプットとアウトプットの比率を考え直す(インプット3:アウトプット7)
・叶えたい夢(人生の目的)を明確にする
・なぜアウトプットすることが必要なのか。
  ① アウトプットしないとアウトプットは上達しない
  ② 価値のあるインプットは大量のアウトプットから生まれる
  ③ 自分の才能の発見が遅れる
・アウトプットは話す、書く、行動する3つのみ

以上です、

では、また!

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