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「タイ」は音の長さの足し算!

■「ネクタイ」の「タイ」!

「タイは、たし算!」と覚えてしまうと、語呂も良いのでオススメです。
また本来の意味は「結ぶ」になります。

「ネクタイ」の「タイ」というとピンとくると思います。
「ネック」=首、「タイ」=結ぶ、ですね。

■「タイ」と「スラー」を見分けよう!

「連続する」「同じ高さの音」をつないているものは「タイ」!
それ以外は「スラー」です。

🔴タイ・・連続する、同じ高さの音をつなげる(音の長さ)
🔵スラー・・なめらかに(演奏の仕方)

「たあん・た」のリズムは「タイ」を使っても表せる!

■「タイ」は「拍子感」を明確に表してくれる!

下のイラストの④の例で、
❎の方は「ドー/ーー/レミ」と3拍子に感じてしまいますが、
⭕️の方は「ドーー/ーレミ」と6拍子(大きな2拍子)に感じられます。

「タイ」を使って表示する事によって、8分の6拍子の拍子感「1、2、3」「4、5、6」を明確に感じ取れますね。

■リズムを掴むコツは!?

これも下のイラスト④の例を使うと、

タイがない状態で「ターー/タタタ」、
その後、タイをつけて「ターー/ータタ」

ととるとリズムが理解し易いです。
(棒線部分は、流れを失わない程度に「あ」で発音すると分かり易いです。)

その他、⑤の小節をまたいでも臨時記号が有効な場合は要チェックですね!


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