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8分の6拍子は大きな2拍子!

■「3拍のまとまり」×2つ!

8分の6拍子は、「1、2、3」「4、5、6」のように『3拍のまとまり』で感じる『大きな2拍子』です。

8分の6拍子を感じるには、「1、2、3」で一振り、「4、5、6」で一振り、音楽に合わせて指揮のように腕を動かしてみたり、身体を揺らしてみましょう。

■「複合拍子」とは!?

8分の6拍子だけでなく、「3拍のまとまり」を複数持つものを総じて「複合拍子」と言います。

■拍子は約分禁止!

算数では約分しますが、拍子は約分禁止です!
「8分の6拍子」と「4分の3拍子」は全く違う拍子です。

下のイラストのように、言葉をのせるとわかりやすいです。

リトミック研修の時に習って、ノートの隅にメモった言葉遊びです♪

■6/8拍子と3/4拍子を音符の長さで比べてみると…

○/4拍子の時は、4分音符が1拍になりますが、○/8拍子の時は、8分音符が1拍になります。
自ずと他の音符の取り方も変わってきますね。

○/8拍子で主に使用される音符を例に、両者を比べてみましょう。

■8分の6拍子の曲あれこれ♪

●クラシックの聴きやすい曲なら♪
『歌の翼に』 作品34-2(F.メンデルスゾーン)

●癒しの子守唄なら♪
『モーツアルトの子守唄』(B.フリース)

●ジャズのスタンダードでしっとりと♪
『What A Wonderful World』(ルイ・アームストロング)

●ロックにもこんなノリの曲が♪
『Somebody To Love』(クイーン)
※譜面では12/8拍子や、4/4拍子で書かれていることも多いです。


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