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必読・花粉症必勝法〜花粉症歴約20年のわたしが贈る必殺の技をアナタにも


日本中、いや世界中がマスクを手放せない日々をすごす現在、おそらく国内で大きな不安を抱いている人々、それはスギ・ヒノキ花粉症をお持ちのそこの皆様、そう、あなたではないでしょうか。
何せ人前でそうそう簡単にくしゃみもしづらいこのご時世でございます。

そんなアナタに、花粉症を発症して20年近くなる不肖わたくしから、必殺の対処法をお伝えします(トップ画像は高槻氏のイラストを使わせていただいております。多謝)。


わたしはこれで、毎年何本も使っていたアイボンを1シーズンで1本使い切れず、数年前に3箱セットで買い込んだ鼻セレブがまだ1箱目で中身も半分以上残っている、という驚異の成果をあげております。
すごくないですか、コレ?



しかもコレ、誰でもできる、とっても簡単で今からでも間に合う方法。


それではお教えしましょう、わたしが編み出した花粉症撃退法はこちら、

「 医療用の薬・または医療用と同等成分の市販薬を服用する 」


これだけです!


……イヤ、まだ閉じないで。まだです。

わたしは自分が発病して以来、毎年きちんと病院で内服薬・点鼻薬・目薬の3点セットをもらって、きちんと服用してきました。
にも関わらず、毎年山のように鼻セレブやアイボンを消費して苦しんできたのです。


では、わたしは一体、何を変えたのか。

それは、

「 薬を使い始める時期 」


です。


天気予報で「花粉予報」を始めるのは、大体2月に入ってから。
けれども花粉症の歴戦の戦士の皆さんはきっと体で知っていますね。
そう、花粉は1月に既に飛んでいる。


長年花粉症をわずらってきて体で悟ったこの事実、それはこれだ、

「 1シーズン中の戦いはスタート地点をどれだけ抑え込めるかで決まる 」。

スタート開始を可能な限り遅らせる&スタート時点の症状の出方を可能な限り低く抑え込む。
これです。


1シーズン中の花粉の症状の出方って、グラフにしたならば上辺が短い台形の左辺・上辺・右辺のような経緯になりますよね。
開始時点の症状の出方を低くすることで、シーズン中のこの台形の高さをぐんと低く保つことができるのです。


敏感な花粉センサーの持ち主もそれ程でもない人も、実は1月中から既に微量の花粉にさらされている。
2月に入る頃には既に、体内にじわじわと抗体がつくられ始めており、本格飛散と共に一気に症状爆発しちゃうのです。
で、これがやっかいなことに、一度ばふんと出ちゃうと、その後はほんとにわずかな量の花粉でも強い症状が出てしまう。
この爆発を発生させないことが、その年の花粉を乗り切るカギなのです。


そして花粉症の薬は基本、抗ヒスタミン薬。
これが効き始めるには、可能なら2週間、最低でも10日は欲しい。
つまり、1月中旬、遅くとも20日には服用を開始する必要があるのです。


まあ花粉飛散開始の時期はお住いの地域の寒暖差によって違いますから、そこはご自分で加減いただく必要がありますが、京都市住まいのわたくしは毎年大体、15〜20日の間に薬を飲み始めます。
年が明けてから寒い日が続く時は遅めに、暖かい日が続く時は早めに。

内服薬と同時に、抗ヒスタミンの目薬や点鼻薬もさし始めます。こちらもやっぱり、効き始めるまでには時間が必要ですからね。
わたしは大体、ゴールデンウイーク明けくらいまで症状が続くのですが、その辺りで診察に行って内服薬・目薬・点鼻薬のワンセットをもらってきちゃいます。それを1月から使い始めるという寸法。


なお、この方法をとっていても勿論、マスクや帽子などの物理的防御や、帰宅の際に玄関で徹底的に花粉を払い落とすなどの対策は必須ですよ(自分はこの為に、玄関にコート掛けのついた棚を設置した)。
吸わないことが最高の対処であることは言うまでもありませんからね。


多分今ならまだ、花粉で駆け込む人も少ないでしょうから耳鼻科も空いておりましょう。
花粉でかかりつけの病院がある方はお医者さんへGo、そんなのすぐに見つけられない or 時間が無いよ、という方は市販薬を買いに走りましょう。
アレグラとか、医者でももらえて市販もされている花粉症薬はいくつかありますから、とりあえず市販で、それから時間のある時に病院行って同じ薬をもらうという手もあります。

さあ、花粉ファイターの皆さん、始めるなら今です!
突発的なくしゃみや鼻水を減らして、こころおだやかに花粉シーズン中のマスク使用を乗り切りましょう。
お急ぎください!

   

   



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