見出し画像

恋愛で不安になる人。ならない人。

"君は本当に僕のことが好きなのだろうか?"
"いつか君は離れていくのではないだろうか?"
"どうして返事を返してくれないの?"
"僕のことが好きならすぐに返事できるはずだ!"

このように恋愛において不安になる人はいませんか?

そのうち、
"なぜ君は僕と同じように不安にならないの?"
"本当に好きなら心配になるはずだ!"

と、パートナーをどんどん追い詰めて行くのです。

同じような価値観の人同士なら良いのですが、
価値観が違う人同士だと、
二人の関係はどんどん悪くなっていくでしょう。

恋愛において、不安になる人、ならない人、
それぞれですが、
どこからそのような違いが出てくるのでしょうか?

それはあなたの中にある、"対人関係"あるいは"恋愛関係"に対する想いや期待から来るのです。
そして、その想いや期待はどこから生まれるのでしょう?

まず、
愛着とは・・
特定の相手に対して形成される強い心理的な絆のこと。

この愛着とは、
幼い頃は親に。
青年期は、恋人に。
成人になれば配偶者に。
こういう所に愛着心が強く出ます。

愛着を持つ対象に対して、どんな想いを持っているのか?
それは、幼少期でも成人でも共通した特徴があります。

1、相手と近くにいたい、その関係を維持したいということ。
2、離れたくない。離れる時が辛いということ。
3、安全な避難場所(嫌な事があった時に安心する場所)
4、安全基地(安全な場所があるから他の活動ができるということ。)


子供が親に対して無意識に感じている事です。
そして成人も同じように感じているのです。
その想いの対象が親へ、恋人へ、配偶者へと移行します。

つまり幼少期の親子関係が、
のちのあなたの恋愛関係の形成の原型になるのです。

子供は、
"親が自分のことを情緒的に受け入れてくれるか"
"そうでないか"
また
"自分の要求に適切に答えてくれるか"
"そうでないか"
といった経験を通して自分は"他者から愛される価値があるのか、大事にされる存在なのか"といった自分への信念や期待を作ります。
また、他者への信念や期待も作っていきます。

このようにして自分や他者への信念や期待を作る事は、内的作業モデルと呼ばれ、内的作業モデルに基づいて、あなたは判断し行動しているのです。

幼少期に親から"受け入れてもらえない経験"をした人は、恋愛に対してネガティブになってしまう傾向にあるという事がわかっていただけたでしょうか?

もちろん、必ずそうとも限らず、親に受け入れてもらえたのに恋愛においてネガティブな人もいますよね。

現代は、
怒らない育児、なるべく受け入れる育児が推奨されていますが、それは自信をつける為には、良い事なのでしょう。
だからといって、それがすべて良い事とも思っていません。

息子がいる立場から言うと、
そのように育てるとワガママで自己中心的になるのではないかとも思っています。
そこはバランスが大事なのかもしれませんね。

恋愛においてネガティブになる事が絶対に悪い!とも思っていません
恋愛において、不安になる人同士なら、
お互いを誰よりも理解し合え、衝突も少ないのでは無いでしょうか?

という私は、恋愛において"不安になる人"なので、同じように"不安になる相手"なら、とてもうまくいく自信があります。

結局は、
価値観が合う!
という所がなによりも大事なんだなと思いました。

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?