見出し画像

スタートアップ一人目社員が2024年の3ヶ月間を振り返る

株式会社Reeluの石丸香織です。接客業特化の採用サービスReelu(リール)を創ってます。動画を使った人柄分析・AIマッチングで、プロダクトを中心に、カスタマーサクセス、マーケティングもやってます。

アーリー期スタートアップでのあれこれ。社長の記事はあれど、社員目線の記事はあまりないよな〜と思い、自分で書いてみようと思いました。もちろん私も会社もまだまだヒヨッコなので、ノウハウや成功事例ではなく、現時点での振り返りをまとめていくスタンスです。

🔽こちらのマガジンで週報形式で書いていきますので、ぜひフォローしてください!

2024年1~3月にやったこと

めっちゃ笑ってますが真面目なMTG中

週報ではありますが、今回はせっかくなので1~3月の振り返りをやっていきます。

1月
一次情報の数を増やす

2月
小さくPDCAを回してプロダクトを固めていく

3月:
・マーケティング着手
・「β版の利用企業を募集開始」プレスリリース公開https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000107669.html

2023年に最低限のモックやヒアリングで仮説検証進めていた「接客業特化の採用サービス」を、実際にユーザーさんに触ってもらい、開発も本格的にスタート。一次情報をどんどん取りに行き、契約企業さんの施設を訪問して実際に働く人とお話ししたり、毎週15~20名ほどのユーザーさんとお話したり。

3月には接客版で初のプレスリリースも出すことができ、新しくご連絡いただいた企業さんとのお話も複数進んでいるのが今という感じです。色々動き始めたし、やれることもやりたいこともめっちゃたくさんあるという状況!

個人的につまずいたこと

この3ヶ月で個人的に躓いたのは、取捨選択ができなくなったこと!

去年は優先順位をつけて、今やらなくて良いことはやらない選択を取り、比較的うまく進められていたように思います。

2024年1月からなぜそれができなくなったか?というと、単純に色々進んだから..!

仮説検証から踏み出して一次情報を取りにいく段階で、一気に我々の解像度も上がり、視野が広がり。やれること、やりたいことがめちゃめちゃ見えるようになりました。

もちろん会社としての優先順位はつけたのですが、事業課題として取り組むべきことが明確な中で、個人としては自分が一番大事なことに集中できてないのがよくないな〜と感じてました。

解決方法

会社として取り組むべき仕事の中で、自分がやった方が良いことと、それ以外に分類。そしてFacebookで「助けてください!」と投稿しました笑。その結果、素敵な方々をご紹介下さり、私のやっていたお仕事の一部を担っていただくことに。超心強いです。

こんな時にいつも最初に連絡をくれるのは、8年ほど前に一緒にスタートアップで働いていた友人たちで、本当にありがたい。

余談ですが、自分がやった方が良いことを見極めるのは、簡単なようで難しいと感じています。

得意なことだけをやればいいわけでもなく、一方で苦手すぎることにハマって時間を取られるのもよくない。

自分一人で考えるのではなく、社内の状況と、自分のことの両方をよくわかっている人(私の場合は代表の今野ですね!)と話すのが一番良いなと思います。

特に初期のスタートアップにいる方々は、やる気とエネルギーに満ち溢れてることが多いと思うので..!あれもこれもやりたい!やったらやっただけ結果が出るんだ!と、体力のゲージを上げてやりまくってしまうことも多いのではないでしょうか。

私もそのタイプなのですが…一方で、太く長く働いて成果を出し続けたい、サステナブルな想いもあり。

大事なことに集中する意味でも、自分の働き方という意味でも、取捨選択はめっちゃ大事だなと思ってます。

やって良かったこと

1.バックログの作成

本格的にプロダクト開発を進めていくにあたり、スプリントタスクだけでなく、中長期の動きを捉えられるプロダクトバックログが欲しくなってきました。

0から作ったらすごく時間がかかったのではと思いますが、Notionで良さげなテンプレートを発見して30分ほどでささっと構築できました。本当にありがたいですね(2度目)。

2.サービスの理想形はユーザーさんに聞く

ユーザーさんに聞くといっても、「どんなサービスが良いですか?」と質問するわけではなく、仮説に基づいて作ったモックアップを触ってもらうというものです。

実際に使っている様子を見せてもらう、どう感じたか感想をもらう時間をたくさん持てたのはすごく良かった!その場で改善ポイントが分かるし、逆に仮説があってるなと思う場面もありました。

そして素早くプロダクト改善できるのは、私のテキスト情報を噛み砕いてすぐ形にしてくれるエンジニアさんのおかげで、これも本当にありがたい(3度目)。

3.結果を出して確認する

2022年から新卒で動画採用サービスをやってきて、「SPIで不合格になった人がReeluの動画で合格になった」「動画のおかげで面接で最初から自分を出して話すことができた」といった事例もあり、動画を使った採用のメリットは十分あるなと感じていました。

そこから、より動画が機能する接客・サービス業の領域へ舵を切り。

実際にマッチングが進んでいく様子や、使っていただいてる方の声を聞いて、やはり今のソリューションは適正だなと確認できたのも良かったなと思います!

次の3ヶ月の展望

プロダクトのベースを整えたのが1~3月とすると、次の3ヶ月はより理想に近づけるために進んでいきたいな〜と思います!具体的にはAI開発の整備、マーケティング検証など。

抽象的に表現すると、Reeluを使うことで、簡単に・速く・最高なマッチングが生まれ続ける環境を整えていきたいです。

Reeluを通じて、機会をフラットに。「あらゆる人が自分らしく社会参画する」世界を創っていくことにご興味がある方はぜひお話ししましょう!

https://twitter.com/caori_sh



この記事が参加している募集

仕事について話そう

仕事のコツ

with 日本経済新聞

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?