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念願のインド料理

シチリア島の州都、パレルモからの発信、ボンジョルノ。

昨日の夜、念願の、念願のインド料理を食べに行ってきました。 午前中にふと思いついて暫く会っていなかった友達に連絡。 彼女夫妻とは何度かインド料理へ行った事があり、2人ともかなり気に入っているのです。 そして私が相方に「インド料理へ行きたい」と言ったら、「来週ね」とか言われそうな感じだったので友達を絡める作戦(笑)。 仲良しのポーランド人の友人です。

相方に「暫く会っていない彼らとインド料理へ行かない?」と聞いてみたら、すぐにYesの返事。 後は友人次第です。

ラッキーな事に彼女達も予定がなく、決定。 やったー!

時々「イタリア料理はもう結構」と言う状態に陥ってしまう私、唐揚げとかシンガポールチキンライスとかカレーとかは作るけれど、人様に作って頂くのは別物です。 ウキウキ。

基本的にシェアしないイタリア人ですが、彼等よりも私の方がインド料理に詳しいので、毎回「前菜はカオリが決めてね」と言う事になり、私が決めて皆んなでシェアします。

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バングラディシュ人経営の店、シチリア料理に負けず劣らずインド料理も揚げ物が多い。 でも念願のインド料理です、気にしないでガンガンと食べます。

その後それぞれカレーを選び、それも少しづつ味見をしながら・・・・。

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チキン、ビーフ、子羊、野菜のカレー4種類。 左下の私が選んだビーフが1番人気でした。 ライスの他にガーリックナンとチャパティも頼んで、満腹、そして満足。

胃袋が満たされると気持ちも満たされます。 「食」と言うのは本当に大切ですね、気持ちまで左右されますから。

イタリア人には滅多にいませんが、日本にいた頃の友人や知り合いには「お腹が一杯になれば良い」と言う人が何人かいました。 そう言う人達って自分が何を食べているのか全く頓着しないと言うか分かっていないのです。 

例えば、「昨日妻が作った炊き込みご飯がとっても美味しかった」と言うので、「何の炊き込みご飯?」と聞くと、「????」って感じ、具が何だか全くわかっていない(笑)。 昔JALにいた頃のパイロット達、そう言う人が少なくなかったのですよ。 世界中で美味しい物を食べている人達なのに、実は何にも理解していない、不思議。 20代の頃の話ですが、こう言う人達とは一緒に生活できないなぁと思っていました。 腹を一杯にさせておけば満足するのですから、ある意味簡単ではありますよね? でも作り甲斐が無い・・・・。 

今の相方、作る事も食べる事も好きな人。 そしてシチリア人にしては割と稀なイタリア料理以外も普通に受け付ける人。 その点に関しては文句の付けようがありません。 「食」に関する共通の思い、これとっても大切だと思っています。

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