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茹で肉リメイク、これで終了

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

月曜日に作った茹で肉、そのブイヨンを使ってのパスタ、肉を使ってのパスタ、サラダなどのリメイクをし、昨日の夜これで終了しました、オニオングラタンスープ。 本来はグリエールチーズを使うのだと思いますが、冷蔵庫になかったのでエメンタールで。 グリエール、シチリアでは結構お高いし、どこにでも売っているというわけでもないのです。 見付けたら買うんですけど。

玉ねぎは勿論タップリ、そしてじっくりと炒めます。 昔は玉ねぎとブイヨンとパンとチーズだけで作っていたのですが、数年前にフランス人の友人が「玉ねぎを炒めた後、小麦粉を少し加えて炒め、白ワインを入れる」と教えてくれたので、それ以来そのやり方を守っています。 小麦粉の量はいつもの通り適当なのですが、粉と白ワインを加えるとトロッと感が増す様な気がします。

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かなりの量のチーズだし、玉ねぎもタップリだからこれだけで結構満腹になります。 お肉とブイヨン、4日間に渡って堪能しました。 途中でキッシュが入ったけど。

私たちの喧嘩の行方を心配して下さった皆様、有り難うございます。 一応昨日のランチと夕食、一緒に食べました、ほとんど会話はないですが。 昨日の朝、既に折れてきた相方(笑)、自分が悪かったという自覚はあった様です。 なら謝れよ。 でも謝ることはしてこないイタリア人。

朝既にパソコンに向かっていた私におずおずと「まだ怒ってる?」と聞いてきた。午前中は会話なし、ランチが終わったらいきなりお皿を洗い始めた彼。 子供っぽいですねぇ、イタリア人。 何だか「僕がお手伝いするから許してね」って感じです。 夕方お茶を飲む時に彼の分も用意して、無言で差し出したら妙に感謝されました、ごめんなさいは言えなくても有り難うは言えるらしいです、これ又イタリア人に有りがち。

夕食後もお皿を洗ってくれて、会話はないけれどもこれでなし崩しになるのでしょうね。 ある意味いつものパターンです。

ロックダウンで皆んなピリピリしているのはありますが、それをスーパーにいた他人にぶつけても仕方がない。 そんなの本当に子供と一緒。 イタリア人は自己中心的で利己主義な人が多いのも事実で、人にぶつけられるのは嫌なくせして自分はやる。 待つのは嫌なくせして自分は相手を待たせても平気。 私から見るととっても不思議なんですが、そういう人種なのだから仕方がないです。 女性でもすぐに怒鳴るくせに、人のことを「あの人ってすぐに怒鳴るから嫌よね」とか平気で言う人も多いのです。 なるべくそう言う話は聞かない様にしているのですけどね。

あーだこーだと言っても今の時期、自分の心の平穏を保つためには喧嘩はやめなくてはね。 あっ、でも今回は喧嘩というよりは、相方の態度に私がムカついたわけでして、2人の間の喧嘩ではないのですよね。 やめよう、放置しようと思いました。お料理でもオーブンや煮込みなどの「放置作業」得意なはずですから、ムカつきも放置して煮込んでしまおう。 そうすれば美味しいブイヨンがとれるかも?

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