マトダイ1匹お買い上げ
シチリア島の州と、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。
近所の魚屋さんで、美味しそうなマトダイと出会い、家に連れて帰りました。 2匹いたうちの小さい方を選びましたが、それでも1Kgありました。 マグロやカジキマグロのような大きさの魚を除いて、こちらでは丸ごと買うのが常識、切り身って売っていないのです。 日本は切り身があって、良いなぁといつも思っている私。
もうね、オーブン焼きしか出来ない・・・。 簡単でいいのですけど。
耐熱容器からもはみ出しちゃう、これが一番大きいのでなんとかこれで作ります。いつものやり方で、冷蔵庫にある野菜を色々と一緒に焼きます。 そうすると野菜からの水分でしっとりと焼き上がるし、その野菜はそのまま付け合わせになるので超便利。 トマト、ジャガイモ、パプリカ2種類、玉ねぎ、あればズッキーニなども入れてください。
焼き上がりはこんな。
ズームインすると
こんな。
途中で野菜を混ぜたり出来ないので、切った野菜をまずはボウルに入れて、塩とオリーブオイルをたっぷり加えてよく混ぜ混ぜ。 ここでよーく混ぜるのがポイントです。 しっかりと野菜全体にオイルを行き渡らせるのです。
耐熱容器の下に一部の野菜を敷き、その上に魚を乗せて、上からも野菜。 オーブンに入れたらもう触らずに全部に火が通るまで焼きます。 マトダイは割と薄っぺらい魚ではありますが、それでも1Kgとなるとそれなりの厚みがあるので、40分くらいは焼いたかな?
丸ごと焼いた魚、イタリアではこうやって皮を下にしてお皿に盛り付けることが多いみたい。 日本人は皮も好きだから、皮をパリパリにしたいと思うのですが、イタリア時は基本魚の皮は食べません。 だからパリパリにしなくても良いらしい。
マトダイって美味しい魚、好きです。 そしてこの後私は頭に取り掛かり、ほじくりながらしっかりと堪能しました。 頭が一番美味しいですよね。 ほっぺたにあんまり肉がついていないのが残念であります。
半分食べて、残りは翌日のランチに食べ切りました。 パスタにしても良かったのですが、夜お友達とピッツァを食べに行く約束があったので、昼、夜と炭水化物ぜめは避けようという考え。 相方はパスタにしたかったらしいですけどね。
日本だったら切り身で十分できると思います。 でもその場合、じゃがいもなどの火の通りにくい野菜は先にレンチンしたりした方が良いでしょう。 切り身だったらオーブントースターでも十分にできるはず。 お薦めです。
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