たらこパスタではありません、じゃぁな〜んだ?
シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。
アフリカからの熱風が吹きまくっているパレルモ地方でございます。 窓を開けるとまるでオーブンを開けた時のような熱風、全部締め切って扇風機で過ごしております。
昨日のランチ、朝魚屋へ足を運んだら見つけた物。 それでパスタを作りました。一見タラコに見えませんか? でも違います。 なんでしょう?
それはこちら。
ちょっとグロテスク? 魚の卵であることは間違い無いのですが、どなたの卵? これはカジキマグロの卵です。 あんなに大きな魚でも、卵の粒はタラコと変わりませんね。
ニンニク、鷹の爪、オリーブオイル、チェリートマトと一緒にパスタソースにします。 日本でタラコパスタと言えばスパゲッティですよね? なので私もスパゲッティで作ろうかと思ったのですが、よく考えたらソースとパスタの絡みがよろしくなさそうで・・・。 スパイラル状のフジッリにしてみました。
スパイラルの溝の間に魚卵が入り込み、なかなかいい感じであります。 ミントにしようかなと思いましたが、パセリの微塵切りで。 トマトは半生って感じです。
春から夏にかけての卵を抱える時期にしか出会えませんが、今年は初めてでした。魚屋さんの話によると、小麦粉を叩いて揚げるのも美味しいらしい。 一瞬そっちにしようかとも思ったのですが、水分を含んでいるし揚げるの難しそう。 パチパチ油が跳ねたり、下手をすると爆発しそうなので無難な線でパスタ。
まだ半分残っているので、今日のランチもこれですね。 メニューが決まっていると気が楽です。
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