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トルコ料理、サバ団子

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

お天気がくるくると変わり、それによって気温も湿度もくるくると変わるパレルモ地方であります。
相変わらずあまり食欲はない私。

なのでやはりシチリア料理以外を作りましょう。
随分前にも一度作った、サバ団子です。
昔から持っているトルコ料理の料理本から。

鯖は普通に3枚におろして、これは魚屋さんにやって頂くので楽ちん、そして皮をひいて、包丁で叩きます。
ほんの少しの牛乳、パン粉、ディル、クミン、塩。
これらをよく練って団子にします。

その後は普通に小麦粉→卵→パン粉と付けて揚げます。

このクミンとディルがいい仕事をしてくれます。
ディルはなかなか手に入らないパレルモ地方なので、乾燥のものです。
先日の東欧スーパーで購入しておきました。

同じ時に買ったサワークリームを添えて。
これ、なかなか美味しいですよ。

話は変わって・・・、兄と相談して、今月末には帰国予定。
以前のようにデイリーでフライトはないし、金額も爆上がりですし、どう言うルートを使うかはまだ未定。
今の所3ヶ月の帰国を考えています。

と言うことは、年末年始は日本。
相方には申し訳ないのですが、四年以上ぶりの帰国、そして色々家の片付け、母の手術もあるのでまぁ最低このくらいの期間を考えています。

わー帰国! 何を食べるか? 誰と会うか? どこへ行くか? と言うようなお気軽帰国にはならないようですが、それでも帰国できるのは嬉しい。
おそらく母と会えるのも今度が最後だと思っています。
実際にチケットをゲットするまでは実感が湧きませんが、帰国は一応確定です。

相方の白内障の手術、もう片方は今月20日過ぎになりそうで、一週間はあまり頭を動かしたり重い物を持ったりしてはいけないので、その期間はこっちにいてサポートします。
床に落ちた物を拾ったりと言う、簡単な動作も禁止されているのでね。

お料理もパスタを茹でた時の湯気が目にかかったりも禁止。
目は大切なことだし、そこはしっかりとサポートしてから帰国します。

3ヶ月と言う長い帰国、年末年始を含むし、イタリアでは一番大切なクリスマスも一緒に過ごしてあげることができないのが少し心苦しいのでありますが、離れて暮らしている母の状況、そして兄に全てを投げ出すことはできないので仕方ないですね。

相方の両親の健康上の問題があった時、最初は義母、その後義父と、全部で10年両親にかなりの時間を割いた彼。
日に3回も訪れてヘトヘトになっていましたっけ。
まだ病院勤めしていた頃でしたしね。

私は遠いところに住んでいるから、日に3回は行かれない。
その分ゆっくりと帰省しなくてはいけないし、するべきだし、したいと思います。
多少相方に罪悪感を感じてしまうのですが、そこは考えても仕方ないですからね。

と言う事で、色々と頭の中がもやもやしたり、考えたり・・・の状態ですが、日々の生活はそれなりに普通に過ぎていっています。


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