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海際のレストランでランチ

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

先日、知り合いの母と娘がローマから遊びに来て、一緒にランチを楽しみました。母親は元々シチリア出身。 同じくシチリア出身の男性と結婚して、色々あってローマへ移住。 ご主人はもう随分前に病気で亡くなっていますが、毎年夏にシチリアへやってきます。 今回は下の娘と一緒、と言ってももう40歳を過ぎた娘です。

一年以上足を運んでいなかったレストランへ。 お肉もありますが、魚介が中心のお店です。

前菜は4人でシェア。

まずはフリットミスト、魚介の揚げ物の盛り合わせ。

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これ一人分ですよ、凄い量。 1人で食べるのならこれ一皿で十分と言う感じです。 手前の小魚がとっても美味しい。

そして海の幸のサラダ。

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こちらも大盛りです。 画像では伝わらないかも知れませんが、このボウル、かなり大きいのです。 イタリアで「海の幸のサラダ」という物は、決して普通に想像するサラダではありません。 ここのはお飾りに人参と微かにレタスも見えますが、通常野菜は全く入っていません。 茹でたり蒸したりした魚介のみです。

そして私は普通のサラダも食べたくてオーダーしました。

これら3皿を4人で分けてから、相方はいつもの様にパスタ。

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エビとトマトとあと何だっけ? 味見はしていません。 今こうやって画像を見直すと、何だか奇妙なパスタであります。こういう風に生野菜を乗せるパスタ、イタリアでは(少なくともシチリアでは)珍しい。 緑色のはフィノッキオ(ウイキョウ)みたいですね。

そして女性陣3人はメインのお魚。

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魚はハタ、結構高級魚です。 バジリコベースのソースが下に敷いてありました。日本人的には少々火を通し過ぎでありますが、美味しいお魚でした。

私以外はデザートもオーダー、画像なし。 4人でワインを2本空け、1人約5千円でした。 ランチとしては少々高めですが、こちらではランチとディナーで値段は同じなのです。 いわゆる「ランチセット」なる物は存在しないので、まぁ適当な値段でしょう。

娘とは一年振り、母親の方とは三年振りくらいの再会で、楽しい時間を過ごせました。 人様の作って下さったお料理を堪能し、明日への活力といたしましょう。

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