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塩鱈の甘酢風

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

先日外食で食べた塩鱈の甘酢風、とってもおいしかったので家でも作ってみたいと思っていました。

塩鱈は塩抜きに3日くらいかかるので、3日後を考えて塩抜きを始めなくてはいけないのが難点。 すでに塩抜きした物も売っていることがありますが。 この日には絶対に作るぞ〜と思って購入、塩抜き開始。 でもお料理倦怠期の私ですから、その日いきなりやる気がなくなってしまうという危険もはらんでいたのも事実。

でね、やっぱり面倒になっちゃった・・・。 

しかし!ここでスルーするわけにはいかない。 ここで頑張ればお料理倦怠期脱出の糸口になるかもしれないと思い、やる気のない頭と体に鞭を打って作りました。

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タラは小麦粉を叩いてからオリーブオイルで軽くソテー、一度取り出します。 同じフライパンで玉ねぎ(今回はみじん切り、薄切りでも可)を炒め、そこにワインビネガー、塩、砂糖を混ぜた物を加えます。 タラを戻してワインビネガーの酸味を飛ばしながら加熱。 出来上がり。

付け合わせはほうれんそのソテーと千切り人参のグラッセ。 この人参はサラダ用にスライサーで細切りにしてストックしてある物です。 お水少々、バターで加熱。 お砂糖を加える人もいるらしいけど、魚が甘酢なのでやめておきました。

はっきり言って、付け合わせを作る方が面倒ですね。 電子レンジがあれば楽なのでしょうが、持っていないので。 だから一つ一つにお鍋や小鍋やフライパンなどなどが必要になり、結果洗い物も増えます。

イワシやマグロで作ることが多いこの甘酢風、タラで作るととってもデリケートに仕上がります。 イワシやマグロは魚自体の主張が強いですからね。 美味しかったので、また作りたいと思っています。

そして購入した塩鱈、予定通りに調理できたことに自己満足の私でした。

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