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白いミートソース

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

例年の如く今年の夏もかなりトマトまみれになっている私です。 何度も書いていますが、トマトが嫌いなわけではありません。 生のトマトは大好きだし、トマトソースも好きですが、あまりに登場回数が増えてしまうので飽きてしまうのです。そしてシチリアでは大量に、そうドボドボと使うので、too muchとなる事があります。

ラグーと言われるミートソースのパスタ、好きなパスタの一つですがこれもトマトソースが結構たっぷり入るので、白いバージョンを作ってみました。 パスタはいつものお店で生パスタを購入。 フェットゥチーネです。 もう少し幅の狭いタリアテッレ も好きですが、相方の好みで幅広の方を。

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生パスタを500g買いました。 2回分たっぷりですね。 これで300円くらいだったかな? 有難い話です。

この白いミートソース、ポイントは結構な量のマッシュルームのみじん切りを加える事です。 マッシュルームって生だとそれほど濃い味がしないと思うのですが、そこはやはりキノコ様。 火を通すとしっかりと旨味が出てきます。 玉ねぎのみじん切りを炒め、マッシュルームのみじん切りを加え、少しキノコの水分が抜けた所でひき肉を投入。 あまりかき混ぜないで、下の方の肉に火が通ったら大きく返す・・・な感じで炒めていきます。 適当に塩。

肉に火が通ったら白ワインを投入し、強火でアルコールを飛ばします。 これで出来上がり、アルデンテに茹でたパスタをフライパンの中でよく絡めるだけです。

水分が少ないと思ったらパスタの茹で汁を加えて乳化させても良いですし、生クリームを加えても美味しいと思います。

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これね、なかなか美味しかったですよ。 パセリのみじん切りを乗せれば良かった〜と、今画像を眺めながら思いました。

ミートソースを作る時って、まずは玉ねぎ、セロリ、にんじんのみじん切りをしっかりと炒める所から始まり、それにかなり時間がかかります。 本場ボローニャの人に聞いたら、「かなりしっかりと、最低30分くらいは炒める」と言う事なので、毎回しっかりと守っていました。 

この白いバージョンだとその工程もなく、さらにトマトを加えてから煮込むと言う工程もないので、かなり短い時間で出来ちゃうのが魅力であります。 相方にも好評だったので、次はナスのみじん切りも加えて作ってみようと思い付きました。

作ったら報告しまーす。

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