ベーコンで作ると、カルボナーラは今ひとつ・・・
シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。
相変わらず肌寒いパレルモ地方です。 おかしいなぁ。 調子が狂いっぱなしです。
久し振りにカルボナーラを作りました。 私は勿論生クリームを入れない正統派です。 卵は卵黄のみ、卵白を入れると固まりやすいので、下手をするとすぐにスクランブルエッグ状になってしまいます。 ペコリーノとパルミジャーノを半々で、でもグアンチャーレがなかったので、ベーコンで。
ベーコンだとやはり脂が少なく、ちょっと今ひとつだなぁ・・・。 食べ始めてから胡椒が足りなかった事に気が付き、
少し足しました。
肉の脂は普段あまり口にしないのですが、カルボナーラはグアンチャーレで作るのが正解ですね。 グアンチャーレというのは、豚の頬の部分であります。 脂の塊みたいな感じです。 しっかりと火を入れて脂を出し、茹でたパスタにその脂を絡めます。 その後火から下ろして、チーズ、黒胡椒を加えた卵液を絡めます。 このやり方だと最後の一本までくっつく事なく、美味しく食べられますよ。
ただ、大量に作るには少々技術が必要ですし、だから日本のレストランでは生クリームを入れるところが多いのでしょうね。 生クリームを入れるとハードルはかなり下がりますから。
通常もう少し太いスパゲッティを使う事が多いようです。
ロックダウンも1ヶ月半が過ぎました。 まだまだ先が見えてきません。 近所の散歩と食料品の買い出し以外全く出かけていなし、誰とも会っていないので、書く事ないなぁ。 ネタなしです(笑)。 しかしロックダウンしているのに、パレルモの感染者が増えてるって、一体どう言う事なのかしら? こっそり集まっている人達が沢山いるって事でしょうね。
ただ、重症者の数は据置って感じみたいです。 と言う事は、徐々に抗体が出来てきているってことかしら? でも変異株も沢山あるし・・・。
引き続き真面目に引きこもっていようと思います、少なくとも私は。
皆さんもどうぞお気を付けてお過ごしくださいね。
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