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海際のレストランでランチ

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

昨日は予定通り、ランチへ出かけてきました。 パレルモからほんの15Kmちょっとの距離の港町、幾つかレストランが隣接している中から口コミで評価の高かったところをチョイス。 

ヨーロッパにはThe Forkというアプリがあり、このアプリを通してレストランを予約すると割引になるのです。 レストランによって、そして更に時間帯によって割引率は変わりますが、大体20~40%引き。 キャンペーン中だと半額になるところもあります。 凄いでしょう?

かなり良いレストランも入っているので、びっくりです。 

出かけたのはKANTUCCIというお店、現在は外の席のみです。そして30% OFF。 

座ってメニューを眺めてみたら、ちょっとガッカリ。 超一般的な、どこにでもある物しかないのです。 もう少しメニューに期待していました。 ただ結論から言うとどれもとても丁寧に作られていて、味は満足のいく物でした、良かった。

前菜、私はヒコイワシのマリネ、相方はカジキマグロのカポナータ。

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シチリアではナスのカポナータが定番でありますが、実はカポナータって元々は魚で作られていたのです。 その後ナスがシチリアに持ち込まれ、トマトも持ち込まれ、今の形になったのですが、ここ数年魚のカポナータが復活してきて、いろいろなレストランで出してくれます。

次、彼はパスタ。

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この店の名前が付いた、特製パスタ。 エビ、あさり、トマト。 まぁごく普通に見えますが、そして盛り付けも今ひとつですが、味は美味しかったです。

私も久し振りにパスタにしようかと思いながら、結局いつものようにフリットミスト。

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これは大正解! 小魚、イカリング、小イカ、小エビ。 写真では見えないけれどイカのゲソも美味しかった〜。

そして相方はデザートにアーモンドのセミフレッド。 セミフレッドは生クリームをベースに作られている、アイスクリームのような・・・でも別物。そんなに冷たくありません。 これ、説明が難しいのです。

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ドルチェは自家製でないお店も多いのですが、ここは自家製だそう。 甘い物は全く苦手な私ですが、スプーンに1/4位味見をしてみました。 激甘のドルチェの多いシチリアですが、ここのは私が死にそうになる程甘くはなく、たっぷりとアーモンドを使用していて、レベル高し。

全体的に満足のいくランチでした。

その後少し散歩。

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それ程暑くない日で、食べた後の散歩は気持ちが良かったですよ。 

と言うことで、幸せな土曜日を過ごすことが出来ました。 食べることが好き、食に興味を持っている、新しい物を食べてみたい・・・、と言う共通の趣味があるって、楽しいです。 私は食に興味のない人とは暮らせないなぁといつも思っていますから。 

数人でちょっと遠出した時に、ランチ? バールでパニーノで良いんじゃない?と言い出す人がいたりするのです。 人それぞれなのでそれをとやかく言うことはないですが、そういう人とはもうお出かけしたくないわ。 私にとって「食」はテーマですから。

食べることが好きな人と繋がっていたいと思っています。


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