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大好きなローマ料理、サルティンボッカ

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

シチリアも美味しいですが、ローマも美味しいです。

土地によってお料理が変わるイタリア、もちろん全国的に食べられている物もったありますが、地方料理、郷土料理のバリエーションが楽しいイタリアです。

ローマには住んだことはありませんが、一番最初に足を踏み入れたのはローマだったし、私のイタリアの「原点」みたいな感じがあります。 当時、もう何十年も前の話ですが「イタ飯」という言葉が流行る前のことで、パスタという名称も使われていなかった頃、私も全くお料理に詳しくありませんでした。

このローマの郷土料理、サルティンボッカを知ったのはイタリアに住み始めてからのことです、30年近く前。 美味しくってすぐにやみつき、行くたびに必ず食べています。 私的にはローマへ行ったらこれと子羊。 

作り方は簡単なのに、あまり我が家の食卓には登場していません。 でも今セージの鉢があって、段々と頼りなくなってきたので作っておこうかと思いました。

仔牛肉、ポーク、ビーフで作ることもあるようです。 今回はポークで。

叩いて薄くしたお肉に生ハムを置いて、セージを乗せて爪楊枝で止めます。 小麦粉を振ってフライパンで焼いて行きましょう。 私はオリーブオイルで焼きましたが、バターでも大丈夫そう。 両面焼いたら白ワイン。 強火でアルコールを飛ばせば出来上がり。 超簡単!

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ちょっと白ワインが少なかった・・・。 もう少しソースが多い方が美味しいかも。 生ハムの塩気があるので、私は塩なしで作りましたが、その辺はお好みで。でも生ハムの面には塩をしない方が良いみたいですよ。

これと残りの野菜スープの夕食となりました。

白ワインでなくてマルサラ酒を使っても良いらしい、私のローマの友人はマルサラで作ると言っていました。 でも甘口だと甘くなりすぎるので(当然だ)、辛口を使った方がいいかもしれませんね。 まぁ好みです。

同じイタリア料理でも、別の土地の物はやはり目新しいので、食欲が出ます。

あー、ローマへ行きたいわ。

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