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私的には夏が似合うこのパスタ、私の原点ボンゴレビアンコ

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

やー暑くなってきましたよ。 去年よりも天候が安定するのが早いですね、まぁこれが普通であって、去年がおかしかったのだけど。
シチリアでは夏になるとトマトソースの出番でありまして、何でもかんでもトマト・・・となりがちなのですが、私的にはボンゴレビアンコってとっても夏のパスタです。
さっぱりと、ツルッと。

何度も書いたのでご近所のお友達はご存知だと思いますが、これは私の本場イタリアのパスタの原点であります。
21歳の時、生まれて初めて訪れたローマ、仕事で5泊、その間毎日昼と夜これを食べていました。
どうやってこんなに美味しい物を作る事ができるのか、想像もできなかった代物であります。
作り方を知ったらとっても簡単なのですがね。

久し振りにアサリを買ったら、これも又驚く値上げ・・・。
1Kg二千円越えでした。 ムール貝の方がよっぽど安いシチリアです。
そして値上げしたマグロと値上げしたアサリ、そんなに値段が変わらないというのも、日本人の私にとっては不思議です。
そもそも子供の頃は夏中過ごした葉山で、2日に一回は自分でアサリをほじくって採ってきていたわけで、アサリにお金を払うって何だか抵抗があります。
それを言ったら、アワビやサザエも父が素潜りでゲットしてきていたし、途中からは(高校の頃?)私も自分で潜ってゲットしていたので、いまだにアワビとサザエにお金を払う気がしません。
よって何年も食べていないけど。

ニンニク、オリーブオイル、鷹の爪、白ワインとパセリ。
アサリに塩分があるので塩は必要なし。

パスタは別に好きではないけれど、原点のこれは時々食べたくなります。
あー美味しかった。

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