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去年の今頃・・・・

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

少〜しずつ写真の整理を始めました。 なるべく最近のもの、分かり易い物から。そしてふと、去年の今頃はフランスだったよなぁ〜と思い出し、チェックしてみるとモン・サン・ミッシェルでした。 憧れの、念願のモン・サン・ミッシェル。 ずっと行きたかったのに、ご縁がなかった所です。 行くならば絶対に一泊はしたい、大天使ミカエルと対話をしたい。

島内に泊まるか外に泊まるか? 調べてみると賛否両論で、「島のライトアップを見たいなら絶対に島の外」と言う意見に強く惹かれました。 そうですよね、島にいたら見られないものね、と。 でも最終的に島に泊まることにしたのです、なるべく大天使ミカエルの近くにいようと思って。

到着時は曇り、その後しとしと雨。 ホテルにチェックインしたらすぐにまずはお昼です。

初めての所へいくとき、私はまず郷土料理をチェックするところから始まります。ここのオムレツは調べなくても知っている、誰でも知っている、そして東京にもお店がある(と聞いている)一番有名な食べ物でしょう。 評価はこれ又賛否両論。「高いロブスターとセットになっていて、暴利な値段を請求された」と言うのが一番多かったかしら?

後はムール貝、牡蠣、小羊肉、そしてリンゴのタルト。 残念な事に私たちの出発1週間くらい前、この地方をはじめとするフランスの牡蠣からノロウィルスが発見されました。 散々悩んで「今回は牡蠣は諦めよう」と言うことになりました。 コロナも出始めていたし、私はこのフランス旅行から戻ったら、2週間で帰国予定だったのです。

ムール貝もやめておこうか?と言うことで、食べるものはオムレツ、小羊肉、そして相方はリンゴのタルトも。

シーズンオフだからしまっているお店もありました。 細いメインストリート、春からは歩けないほどの人出だとか。 想像できるなぁ。 一応調べておいたいくつかのお店から、一軒をチョイス。 

前菜、メイン、デザートのセットメニュー、よくあるやつです。

前菜はともかく、私はメインにオムレツを。 例のお店ではないけれど、一度は食べてみたいから。

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あの一番有名なお店で食べれば違うのかしら? これは別に特に美味しい物だとは思いませんでした。 フワフワのオムレツねぇ・・・。フワフワと言うよりは、アワアワって感じ、泡なんです。 私の好みから言うと、普通に外側がしっかり焼けていて、中がトロッとしたオムレツの勝ちでした。

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たいして相方の小羊肉は、美味しかった! 子羊のもも肉、焼き方もバッチリでしたし、お肉自体が上質です。 この辺りで、海水を含んだ草を食べて育った子羊だそうです。

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ランチと夕食の時のチーズ。 フランスはどこでどんなチーズを食べても美味しい。 イタリアにも沢山の美味しいチーズがありますが、やっぱりフランスの勝ちでしょう。 種類もずっと多いです。

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有名なリンゴのタルト。 私も一口味見をしましたが、結構美味しい。カスタードとキャラメルとリンゴとパイ。

夕食後、ホテルから教会を囲む壁に出られると聞いて、行ってみました。 小雨だったけど。 暗い中道なりに歩き、最初の角を曲がったらいきなり見えたのがこれ。

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言葉を失いました。 写真ではその迫力が伝わらないのが残念ですが、ヤー、もう完全にディズニーの世界。 と言うか、ディズニーがこっちを真似したのでしょうけど。 信じられないほどの美しさで、2人で暫くボーッと眺めていました。

島の中に宿泊しても、ライトアップが見れる!

このホテルだったからなのか? そうだとしたら、ラッキーでした。

この日からたったの1年と言う感じがしないです。 行かれて本当に良かった。 この翌日にレンヌへ行き、2泊してからパリへ戻りました。 レンヌも素敵な街だったなぁ。

日々の食生活を綴ることにちょっと飽きて、そう言いながらやはり食べ物関係になりがちですが、こんな物を引っ張り出しました。 こうやっていると、結局写真の整理が全然進まないのですけどね。


ベオグラードの記事でも参加したリチャードさんの企画に参加します。


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