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ミラノ料理・オッソ・ブーコ

シチリア島の州と、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

肉団子のリベンジが遅れています・・・。 ひき肉を買いに行ったのに、なぜか買ってしまったオッソ・ブーコ、牛のスネ肉の輪切りです。 シチリアの肉屋の店頭にはあまり並ばない部位で、不思議。 フィレンツェでは普通にいつでも手に入ったのですが。

オッソは骨、ブーコは穴と言う意味があり、骨の部分の髄を食べた後に穴が開くからこの名前らしいです。 ミラノの伝統料理の一つであります。 多分10年振りくらいに調理しました。

色々な調理法はありまして、勿論トマトソースで煮込むものもあるのですが、私は玉ねぎソースのが好きです。 大量の玉ねぎのみじん切りを炒め、白ワインとブイヨンでソースを作ります。 

まずはお肉の周り数カ所に包丁を入れて、加熱した時の縮みを防ぎます。 小麦粉を叩いて両面オリーブオイルで炒めたら、一度取り出します。 同じフライパンで玉ねぎをひたすら炒め、そこへお肉を戻し、白ワイン。 アルコールを飛ばしたらブイヨンをひたひたに注ぎます。 今回はブイヨンの素(あまり使いたくないのだけど)をお湯で溶いて。

弱火で蓋をして、結構な時間に混んでいきます。 途中で水分が足りなくなったらブイヨンを足していき、私は2時間くらい火にかけました。

蓋付きの容器でオーブンへ入れても大丈夫。

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この料理にはこれ又ミラノ伝統料理である、サフランのリゾットを添える事が多いようです。 リゾットを作ろうかと思ったのですが、既にお肉に大量の玉ねぎを使用しているし、またリゾットにも玉ねぎも何だなぁと思い、日本のご飯にサフランを入れて炊いてみました。 ところが! 水の分量を間違えて、柔らか〜いご飯に炊き上がり、どうもメモリを一つ間違えたようです。 理由はね、メガネなしでお水を入れたから・・・。 こう言うところで歳を感じます。 キッチンに立つにもメガネが必要なんて。 あーあ。

今日は新しく始めようとしている事の3回目の講習会がZoomであり、書かなくてはいけない原稿が遅れており、バタバタ・・・。 先日からClubhouseを始めてしまい、これが結構楽しくてつい時間をとられています。 聞くだけなら作業をしながらラジオのように流せるのかと思っていましたが、もう少し深くはまっています。 それにしても、いきなりのブームですね。 こんなに短時間で広がるとは、びっくりであります。

と言う事で、まだコメントのお返事もかけず、皆様のところへは後ほどお邪魔します。 まずはやるべき事をある程度片付けてしまいましょう。

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