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シチリア料理の前菜は美味しい

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

久し振りにパレルモ市内へ行き、いくつか雑用を済ませてきました。 市内を歩くのは随分久し振りでしたが、人が少ない! ツーリストの姿はチラホラ見えましたが、全然少ないです。 

まぁそれはともかく、サクッとランチの話。 帰宅して家で食べても良かったのですが、簡単に何か食べようという事になりました。 散々迷って、市場の中にあるお店へ。

パレルモには有名な市場が3つあるのですが、多分名前的には一番知られている「ブッチリーア」という市場。 今では規模は小さくなってしまい、お店も閉めてしまった所が多く、どちらかというと「飲み屋」っぽいものが増えて、夜若者の集まるスペースになっています。 コロナ以来どうなっているのかは不明。

そのブッチリーア市場の中にちょっとお気に入りの店があります。MINAと言うお店、足を運ぶのも久し振り。 細い路地を挟んで、片側にこんな感じの・・・

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色々と料理が並んでいて、立ち食いもできます。 旅行者はアランチーナ(ライスコロッケ)などを買って、その場でかじっている人が多いです。 そしてガラスケースの中には・・・

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これはほんの一部ですが、他にも魚介のサラダやイカの姿焼きなど、種類豊富。

そして路地の反対側に座れるスペースがあります。

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壁には今日のパスタが書かれています。 

私達は前菜を適当に選んでもらいました。 

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こちらは野菜中心、右上のオレンジ色はカボチャの甘酢風です。 素揚げしたカボチャを甘酢で味付けしてあります。 あとはカポナータ、野菜のグリル、茹でたズッキーニ。

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こちらおプレートはもう定番のシチリアの前菜。 コロッケとパネッラ(ひよこ豆の粉で作った揚げ物)、パプリカとナスのインボルティーニ。 インボルティーニは何かを何かで巻き巻きした料理の事を指します。 そしてイワシのインボルティーニ、これにはベッカフィーコと言う名前が付いてます。 分かりにくいですよね(笑)? そしてイワシ団子と魚介のサラダ。

これらをつまみに、白ワイン。 暑い時にはレストランに入ってきちんと2皿食べるより、こう言う簡単なところでつまむのが正解かも。 

シチリア料理は前菜が豊富で美味しいです。 パスタにはあまり興味がないので、ずーっと前菜を食べていたい私。 家でも作れるのですが、1つひとつ作ると結構時間がかかるので、お店で盛り合わせてもらうのは嬉しいです。 日本からの旅行者は、皆さんパスタがお好きですね。 私の友人知人も然り、一緒にレストランへ行くと昼も夜も必ずパスタを注文します。 やっぱり、イタリア料理=パスタと言う認識なのかしら? まぁ間違ってはいないですけど。

シチリアへいらしたら、是非色々と前菜を試してみて欲しいです。 魚介と野菜中心、お肉の前菜ってなくはないですが、魚と野菜がおすすめです。

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