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煮込み料理

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

昨日は記念すべく200回目のnote投稿を済ませ、きこぺんアロハさんから受け継いだバトン、「よみがえる遺産」を書いてから久し振りのウォーキングへ。 近所の港へ行ったら、馬鹿でかいカモメが沢山いました。

久々の快晴、気温も高く、長袖のTシャツ出歩いていると汗ばむくらい。 マスクをしていると結構息苦しいわ。 半袖で歩いている人もいました。 これが通常のシチリアの10月なんですけどね、今年はお天気が不安定です。 そして今朝、薄曇りで肌寒い・・・。

一昨日、冷蔵庫にタンパク質が卵しかななったので近所の肉屋へ。 何を作ろうか全く考えずに、肉の顔を見てから決めようと思っていました。 信頼できるこのお肉屋さん、色々と相談にも乗ってくれます。 日本のように、「〜用の肉」と書かれて売っているわけではなく、大きく切り分けられた塊がど〜んと並んでいるショーケース。 それを見て決めるか、作りたいものを言って、それに適した部位を切ってもらうかと言う買い方になります。 

その日は全くアイディアなしだったので、暫く肉を眺める私・・・。 そして「塊肉を煮込もう」と言う考えが浮かび上がって来ました。 

お肉屋さんに「適した部位があればなんだけど、塊肉を煮込みたい」と言ったら、ちゃんと切ってくれました。 私はいちいちそれがどの部位であるかを聞くので、お肉屋さんもきちんと説明してくれるのです。 「これはモモの後ろ側の部位で・・・」とか。 「じゃぁそれを500g」。

ところがいつも多めに切るお肉屋さん、切ってから秤に乗せたら「800gあるけどどうしますか?」と。 まぁ良いでしょう、全部買います。

本来は一晩マリネをしなくてはいけないのだけど、買ったのがその日のお昼近くで、夜食べようと思っていたので時間が少々足りない・・・、でも決行です。

玉ねぎ、セロリ、人参を適当に切って、それと赤ワインほぼ一本分を混ぜて、肉を漬け込みます。 私はローリエとクローブも加えました。 時々返しながら7時近くまでマリネ。 その後肉の水分を拭き取って、フライパンで全面に焼き色を付けてからお鍋へ。

マリネ液は濾して、野菜を炒めてからこちらもお鍋へ。 そしてマリネ液も加えて煮込みます。 時間が足りなかったので、私は圧力鍋で。 

しっかりと肉が柔らかくなったら一度取り出し、マリネ液からクローブとローリエを取り出し、お鍋にハンドミキサーを突っ込んで、ガーっと。 これがソースになります。

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これには絶対にポテトのプレが欲しい! キノコのソテーと、お昼に作ったコールスロー的なサラダを添えて。 何だか茶色いワンプレートになりました。

昨日は残りを片付けました。 緑が欲しかったので、芽キャベツで。

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プレとサラダはしつこく残り物です。 2日目の方が美味しかったです。 結局800gで正解でしたね、ちゃんと2日分になりましたから。 ソースはもう少し煮詰めた方が良かったかも知れません。

2日続いた肉の夕食の間の昨日のランチは、ニョッキ。 購入品です。 これをゴルゴンゾーラソースで。 

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フライパンで(小鍋でも)生クリームとゴルゴンゾーラを火にかけて、ゴルゴンゾーラが溶けて少し煮詰めたら出来上がり。 茹でたニョッキを加えて絡めれば良いだけ、あっという間に作れてしまいます。 これはペンネなどのショートパスタでも作りますし、ゴルゴンゾーラの代わりにサーモンを使っても美味しいです。 クリーム系は簡単で失敗なし、とても便利であります。

今日はこれから今年のオリーブオイルを買いに行きます。普段は近所の搾油所へ行くのですが、今年はこの辺りのオリーブが育っていなくて、稼働していません。でも、持つべきものは友人。 友達を通して、オリーブ畑を持っている方に連絡して頂き、ゲット出来ることになりました。 その方とちょっと遠い搾油所で待ち合わせをしています。 1年分、35ℓ購入予定です。 すごい量ですよねぇ・・・。

そして、そこへ行く前にちょっとお楽しみが待っているのです。 その話は・・・、まだ内緒(笑)。 明日お知らせしますね。 

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