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多くの人にアートを通して自分の感受性を高めるための活動がしたい。

ーnoteクリエーターサポートブログラムに向けて記事を書いてみました。ー

社会人向けのアートスクールを立ち上げたい。

アート思考と言う言葉が流行る中で、実際に感性や感受性ってなんだろう?と思うことがあると思います。そう言うのは幼少期から培われてきた感覚では?DNAに刻まれているなど元々の遺伝などもあるかもしれません。感じ方については人それぞれだと思います。でも、私は20年としてのアーティストとしてのキャリアを元に、幼少期からしてきた事をメインに皆さんの「感受性」を高める為のワークができたらと考えています。

noteさんに支援していただきたい事

*イベントスペースを貸していただきたい。

都内のnoteさんのスペースをお借りできたら宣伝にもなり、都内での場所を確保すると場所代がかかるけど、ミーティングルーム(大)のお部屋からスタートできたら嬉しいです。

*イベント運営のサポートをお願いしたい。

イベント運営をしたことがありますがマーケティング的なところで劣っていたりとアーティストに苦手な所を一緒に考えていただけたら嬉しい。

*イベント告知をサポートをお願いしたい。
1人での発信では限界があるため、noteさんに力を貸していただけたら嬉しいです。

活動開始期間
2022年11月から活動を開始したいと思っています。

活動を開始したい理由。技術だけに捉われないアート性を伸ばしたいから。

まず、「絵が上手い、下手」とかそういう言葉が聞こえてきます。芸術は上手い下手と判断しがちです。特に芸術大学や美術大学では、入試の前に最低限の技術力があるかを試されます。音楽大学でもそうですが、技術や学力で勝ち抜いた一握りの人が門をくぐることができます。これは大学の入試でもそうですが、まず最低限の勉強ができている人が基準となって、その学校のレベル(偏差値)など関係してきますが、同じような学力、技術の人が集まってそこから独自性を高めていくと言うような流れになっていきます。

でも、大人になってそれが必要でしょうか?
芸術大学、美術大学に行かなくても芸術は制作できないのでしょうか?
嗜めないのでしょうか?それは違いますね。あくまでも学問としての技術や知識になるので、独学でも勉強されている方もたくさん居ますし、いろんな方法があっていいと思っています。

芸術大学に感受性を高める項目はありません。それは自分自身で高めていくことになります。でも、どうやったら高まるのかはそれぞれの事なので、一律皆が同じということではありません。人の感覚や感度はさまざまです。その中かから自分を知って自分を高めていくプロセスがとても大事になってくると思います。

なぜ、感受性が重要だと思うのか?

感性や感受性って、養えば養った分だけ感度が高まり新しい表現につながります。
特に日本人は働くことに目が行き過ぎで、周りが見えなくなっています。日々の生活の中で少しでも「空を見た事」がありますか?時間の移り変わりの変化に気持ちが向いたことがありますか?スマホを見ないで外の景色を見る余裕はありますか?

私自身もですが、スマホになってから画面をずっと見てしまうことが多くなってきました。子供と話していても、ご飯を食べていてもスマホが気になってしまっていた時があります。それは、SNSなどを気にしすぎていたり、YouTubeなどの自分とはかけ離れた非現実的な世界を求めていしまっているからです。情報は自分で発信するのは面倒だし大変だけど、YouTubeのようにただ単に画面を見ているだけで何も考えない時間が多くなってしまっています。そうすると脳みそは考えることをやめてしまうと考える様になりました。子供と一緒にYouTubeを見ていて、他の子がゲームをする動画を子供が面白そうに笑って見ていますが、そこからは何も生み出さないと感じている私がいました。逆に発信者であればいいと思いますが、その世界の住人になってしまってはいけないと思っています。

そうした時に、自分の身の回りの世界の出来事を発信している方がいいのではないか?と思う様になりました。それは大変なことです、ましてや仕事をしながら、育児をしながら、両立して行くことは大変ですが、でも自己表現をし誰かに見てもらうのはアーティスト活動と似ているなと思ったからです。
その為にはやはり、人とは違った感受性だったり感性があると、より表現として面白いものができたり、自分の表現したい事を追求していく事にどんどん繋がっていくと思います。

暗記がメインの詰め込み教育を経て

学校教育でとても残念だなと感じるのは、教育は詰め込み教育になっている事です。今は子供の特性も重視してくれたりAO入試などで活動などの経験が活かせたりもしていますが、小学校からは詰め込みや暗記がメインの教育になっています。小学校では美術として、みんなが同じものを作り、同じような構図で絵を描いたりと、独自性よりも同じものを作ろう!とそんな協調性を重要視した創作になっているように感じ取られます。細かい、丁寧、みんなが見ればすごい!って言われる作品が大体コンクールで賞をもらっていたり、子供の頃にしか出せない味というのが消されてしまっている様にも思います。友達と比べられて絵が下手だと固定観念を植え付けられ、絵が描くのが嫌いになる子もいます。そのまま苦手意識のまま大人になり、私は絵が下手だからとそう思っている方が多いです。絵は半分が技術です。見たまま描ける能力は、訓練もあります。もちろん生まれながらに勘がいい子もいますが、ピアノを弾くのと同じで毎日描いていれば上手くなります。そういう風に苦手意識があれば、絵を描くのも見るのも嫌になってしまうし、逆に好きな子はどんどん描く様になるし、描けば描くほど絵を描くことが好きになるし上手くなる、その違いであってだからといって絵が下手だから芸術性がないか?といったら違う気がします。絵が下手だけど表現には優れているアーティストはたくさんいるし自分の得意の分野で表現していければと思っています。
人と比べたり、先生に何か言われたから、友達に言われたりと、学校社会はコミュニティーが狭いです。その中で傷ついて良いものを持っている人が表現をやめてしまうのはとてももったいないと思っています。

子供の自由な表現が狭められていく教育


自分を知らない人が多い

詰め込み教育の結果として、自分を知らない人が多いのも色んな方と話して感じられます。詰め込み教育の末、どんどん人間の感覚を失っていくといいます。人間本来の感覚や感性はもっともっと本当は鋭くて、もっと感性が豊かで色んな物事に感動したり危険を察知する能力が高かったけれど、そういう能力も失われがちになっています。自分の内側と向き合ってみたときに本当にやりたかった事が見えてくる事があります。就職するときに自分のやりたい事が見つからなくて本当は何がしたいか分からないのに、友達に流されて就活してみたり、合わない環境の中で我慢して仕事をしていたらいつの間にか心も体もボロボロになっていきます。そんな、風に自分のやりたい事が見つけられなくて、自分が分からない時は一番苦しいですし、もどかしいです。そう言う時にも感性を養う事で何か新しい事が見えてくるのではないでしょうか?子育てが終わり、好きなことをしたい人はどんどんチャレンジしていきますが、好きな事がわからなくて何をしたいか分からないと言う話も聞きます。あなたの中にある引き出しをどんどん増やして、好きなもののリストがたくさん増えるようなお手伝いができたらと思っています。

誰でもアーティストになれる時代

今の世界は、自由です。インターネットで自由に世界中の人に自分の作品を見てもらって気に入ってもらえたら買ってもらえる事もできます。
パソコンで絵を描いたり、言葉として表現したり、(小説・漫画・イラスト・絵画・音楽・ダンス・映画)なんでも自由に表現して世界中の人に発信できます。
世界の人の作品も見ることができます。そんなふうにグローバルなこの時代に表現したいことがあればどんどんしたらいいと思いっています。
小さい子供から、動物が描いた絵がオークションで売られる時代なのですから、世の中何が起こるかはわかりません。自分が本当にやりたかった事、表現したいことをとことん世界に発信していきましょう。

Recercare リチェルカーレとしての始まり

リチェルカーレとはイタリア語で探求としての意味があります。
私は、バロック音楽がとても好きで、この言葉をアートスクールをした時に屋号にしたいと思いました。アーティストは常に探究心が大切だと思いっています。
自分の感じるままの思いを表現として作品に反映します。その感じるという(感性・感受性)にフォーカスしたプログラムから、表現へと導けれたらと思っています。アーティストは何かと1人で黙々と作業しがちです。それは気楽ですが、時に寂しい時もあります。でも、人に何か言われたら煩わしい事もあります。

冒頭で言いましたが作品の評価は「上手い・下手」ではないです。と書きましたが、「何を伝えているか?」が問題であって技術的な評価はどうでもいいと思っています。(私はですが) 評論家の方によっては技術的な所を重要視して見られる方もいますが、私は「何が伝えたいか?何を表現しているのか?」が重要だと思っています。評価をつけにくい世界ので、スポーツのコンクールの様に審査基準が明確ではないと思っています。
そういう曖昧さも兼ね備えられた「芸術」という世界の中で、自己表現をしたい、これからアーティストになりたい、感性・感受性を高めたいと思っている方のお手伝いができたらと思っています。

主なプログラム

*言葉の表現
*自分の作品に言葉をつける
*香りを通しての表現
*音楽から感じる世界
*日本の伝統文化から学ぶ感性
*五感を通して表現する力、感じる力
*色を学ぶ
*自己表現の世界(朗読・その他の表現)
*想像力を高める
*プレゼンテーション
*自分を知る為のワーク
*展示会をしてみる

いまのところ、このようなプログラムになっています。細かな詳細は参加者のみにお伝えしていきます。

熊谷香里インスタレーション作品

などその都度、プログラムは変わって行くと思いますがデザイン的な要素や芸術的な思考が入った独自のプログラムを考えています。ただ作品を作るだけでなく、作品作りを通してより一層に感性・感受性が高まるようになれたらと思って考えています。心理学を学んだ訳でもないですし、独自のプログラムなので人によっては感じ方が違うと思っていますが、(それも個性があると思います)それによって、なにかヒントに繋がればと思って発足したいと思います。

21年の活動から

このリチェルカーレは21年アーティストとして活動している(まだ現役)の私にとっても初めての試みになります。今まで、活動してきた中で感じた、疑問や、もっとこんな学校があったらいいのに、と思ってきた事をまとめてみました。
人生、いろんな事があります。最愛の人の死だったり、不幸な経験だったり、人はいつも色んな所でつまづいたり、悲しい出来事に出くわしたりと、話さないけれどそれぞれが色んな思いを抱えています。それを麻痺させていつの間にか心の奥底で眠らせていて、いつかそれが体の不調になって現れたりと自覚の無い心の病に繋がったりしています。それが楽になるかは分からないけれど、アートセラピーと言う治療方法があるくらいなので、何かしらの力にはなれるのでは無いだろうかと思っています。私はただのアーティストですので、治療家では無いので専門的な事は何も知りませんが、アートを通して人々の感性や感受性を高める活動は、私にできる精一杯の役目だと思っています。
みなさんで、感性・感受性を高めて一度きりの人生をもっと楽しめたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


ワークにご参加したい方がいらっしゃいましたら下記の情報をご覧ください。

ワークショップの料金設定

「リチェルカーレ・感性を高める為のワーク」
お一人様 10:00-12:30 (完全撤退13:00)(約2時間30分)
参加料金6.000円 定員6名 
最小催行人数2名様 
(料金に関しまして、大学の一限を参考にしています。一限90分で4,000円と聞きました。それを参考にし、少しお試し価格として2時間半の講座として6,000円の値段が私にとって妥当だと思い設定させていただいています。)講座の値段は今後、値上げする場合があります。

*画材を使う場合もあります。
汚れても良い格好でお越しください。

https://www.instagram.com/kaorikumagaiart/

自身のホームページとなります。

一緒に追求しましょう

私はアーティストとして、21年制作と発表活動を続けてきました。評価に拘ったり売れる売れないにこだわったりと、不安定な日々でした。今になって自分のスタイルがやっと明確に決まってきました。やりたい事、表現したいことは決まっているけれど、人の意見に流されたりと自分が宙ぶらりんになる事かず知れません。
これからアーティストになりたい方、アーティストにはなりたいわけじゃないけど、自分の感性や感受性をもっと高めたい。そんな風に思う方がいたら是非一緒に制作をしましょう。このアートワークショプはただ技術を学ぶわけではなく、仲間と共に自分と向き合いながら、自分の内側をもっと表現できるようなワークを通して、自分と向き合える為に私が今まで経験した中から生まれたワークです。心理学的ではありませんので、効果を求める方の参加はご遠慮願います。
自分を表現する。苦手な方が多いと多います。表現することが苦手なのは、自分を知らないから。自分を知れば自分がもっと好きになる。そんな自分大発見のアートワークショップです。最終的なゴールはありません。アートとはそう言うものだからです。死ぬ前にできた作品が自分の代表作となるような、アートとは生きて来た証なのかも知れません。それに価値を見出せるかはあなた次第だと思っています。

アーティストとしてのスキルアップ

アーティストとして21年間活動してきて、ただ絵を描いて作品を売るという活動からもっと広い世界に視野を向けたいと思いました。うちに篭って制作をしているのも大事ですが、もっと社会に向けての活動がしてみたいと思うようになりました。それは教育という分野に興味ができてからです。自分の子供の頃から今までに至る人生の中で山あり谷ありな人生の中で培ってきた経験や絵をたくさん生み出してきたスキルがあると思います。その中で、私のこれからの人生としてもっと色んな活動がしたいと思うようになりました。現在アートイベントを立ち上げて開催していますが、私個人としてのスキルアップとしてアーティストとしての活動の一環として、その活動を通してまた自分のことを知ってもらえたらと思います。
作品が1人歩きしがちですが、私の人間性やアーティストとしての活動をもっと知ってもらってもっと私の作品を好きになってもらえたらと思っています。

長々とありがとうございました。

他のワークショップの時の写真

#noteクリエーターサポートプログラム

よろしかったらサポートを是非お願いいたします。アートによって人々の感性が開花し、アートって楽しいなぁと思ってもらえる様な活動に専念していきたいです。