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2か月でTOEIC325点⇒615点に伸ばした方法(ちょっと詳しめ)

借金600万の返済に追われるサラリーマン、てんです。昨日の記事で、4か月でTOEICの点数を325点から845点まで約500点を伸ばした話をしました。今回は、計四回受けたテストの中で1回目から2回目の間にどのような戦略を立てて勉強をしていったのかを話していきたいと思います。

なにはともあれ戦略を立てる

さて、上記記事を読んでもらえばわかる通り、私は300点を取った時点で周囲の人間に「3か月後には必ず、700点を取る」と啖呵を切りました。これによってやるしかない状況、後には引けない状況を作り上げたわけです。これもとらえ方によっては戦略の一部です。

次のステップとして「敵を知り己を知れば百戦危うからず 」作戦を取りました。作戦と呼べるほどたいそうなものではないですが、初めに自分の能力を正確に図るために、一回公式集を解きました。結果はたしか、同じく300点くらいだったと思います。公式テストだと手元に問題が残らないので、どこで間違ったとか、わからなかった単語をピックアップできません。これで己はわかりました。

次に敵を知るために、TOEICの勉強法を書いてあるサイトを片っ端から読み漁りました。ここでは英語の勉強法ではなく、あくまで”TOEIC”の勉強法です。私は、卒業する前に馬鹿にしてきたやつらを全員見返すだけの点数を取らなければいけませんでした。そのため少しでも効率よくTOEICの点数を伸ばす選択をしたのです。

勉強法は検索上位のものだけではなく、2、3ページ目にあるものも含めてすべて目を通しました。大量の情報を頭に入れることで、その中の共通点が見えてきます。それを道しるべとして勉強をしていく方針を決めました。

・一番初めに単語を頭にぶち込む
・リスニングはパート1、2を確実に取る
・リーディングはパート5,6で確実に取る
・基礎的な英語力を身に着けるために音読・オーバーラッピングをする
・使用する教材は最初に解いた模試と金フレと文法特急のみ

これが、私が導き出した短期間でできる最短の勉強法だったと思います。はじめに単語を覚えるのは、皆さん理解できると思います。単語はわからなければ問題を解く以前の問題です。

そして、簡単なパートを落とさないように対策をする。上で上げたパートはちゃんと対策をすれば安定して7~8割は取ることができます。貴重な点数元です。

そして、英語を頭から読み下していく能力を鍛えるために音読とオーバーラッピングを行いました。この時に使うのは最初に解いた模試の問題のみです。そのほかに使ったのは、文法特急と金フレのみ。時間がないので、たくさんの参考書に手を伸ばすよりも、少数の参考書を徹底的に理解しきったほうが効率的と判断しました。

ここから詳しく説明をしていこうと思います。

金フレを一週間で徹底的に叩き込む

金フレといえば、TOEIC勉強者では知らないものはいないと言っても過言ではない定番中の定番の単語帳ですね。単語だけではなくて、TOEICの中に出てくるフレーズごとのっているので、コロケーションとして頭のなかに残ります。

なにはともあれ、まともに勉強をするためには単語を覚えなければなりません。はじめの二週間くらいで毎日100単語くらいを詰め込んで、時々前の単語を復習するというのを、隙間時間があれば常にやっていました。後半の800点台みたいなところはやっていません。しかし、そこまでやらなくても本文をかなり読めるようになった手ごたえはありました。単語を一通りやった後でもう一度模試を解いたところ、400点台は出ていた記憶があります。

文法特急で文法問題を拾う

単語と並行してやったのが文法特急です。これも定番中の定番ですね。文法特急は、文法問題の型を頭に叩き込むことができます。これにより、全文読むべき問題か、読まずにキーワードを拾って解ける問題か、という判断力をトレーニングすることができます。

文法特急は穴が開くほど使いました。20週以上は解いたと思います。そんなに分量も多くないので、慣れると一周するのに30分程度で済みます。

この時、問題を解きすぎると当然解答を覚えます。しかし、ただ解答を書いていくのではなく、頭の中で、「他動詞の後が空白で、空白の後には目的語となる名詞。名詞には冠詞 a がついているからここにはいるのは副詞の可能性がたかいな。。。。」といった具合で、答えにたどり着くロジックをたどっていきます。こうすることで、文法問題に対する瞬発力を鍛えることができます。

そして、当然のごとく文法特急の問題もすべて10回以上は音読をしています。

模試を解いてすべて覚えるつもりで復習

最初に己を知るために、模試を解いたといいました。模試は、公式問題集で問題ないですが、市販のもののほうが解説は詳しかったりするのでお好きなほうを選べばいいかなと思います。市販のものはヒロ前田さんのものが解説が丁寧でおすすめです。


模試を解いた後にまずすべきことは、間違えた個所の確認とわからなかった単語の書き出し。そのあとに問題文すべてを精読します。精読とは、単語の意味はもちろん、文法、発音すべてを調べて、この文章にわからないところは何もない!という状態に持ち込むことです。

そして、精読をした文章をひたすら音読していきます。私、前問題10回づつ以上は行いました。音読は、英文を頭から読み下して意味が頭の中に浮かぶイメージをしながら行います。精読をせずに音読をしても300から勉強を始めた雑魚は、音を追うのに精いっぱいでイメージなんかできません。そのため最初に精読をすることが重要なのです。

音読の意味は英語のリズムに慣れることにあると思っています。これは、勉強というよりトレーニングに近いと思います。それゆえ、一朝一夕では身につかない。音読をすることで、口から出しながら耳で感じる、そして、リズムを体で感じて、英語を体にしみこませていくのです。

そして、リスニングパートに関しては、パート1、2は重点的にディクテーション。3,4はオーバーラッピングをひたすらやった。という感じです。

まとめ

以上が、300点の雑魚がやっと英語初級ともいえる600点に到達するまでにやったことです。正直、英語を真面目に勉強したことがなかった私が600点に到達するのには、ここまでやらなければ無理でした。しかし、愚直にトレーニングを積めば誰でも点数は伸ばせるなと、確信を持つことができました。

次回、書くとすればオーバーラッピングのやり方か、800点までの道のりを書いてみようかなと思います。では、ありがとうございました。

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