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はるかな夢を叶えた、文学フリマ出店への道のり

昨日の記事ではたくさんのいいねやコメントありがとうございました!

「文学フリマ東京38に出店します」とコメントいただいた方もいらっしゃってとても嬉しかったです! 一緒に楽しみましょうね!

毎日投稿することや、文学フリマ東京38に出店することを、応援する気持ちの「スキ」も多かったのでしょうか。ありがたいかぎりです。

私も初体験を思いっきり楽しみながら、これから約2ヶ月間、ドキドキわくわくの空気感をお届けしていきたいと思います。読んでくださる方にも楽しんでもらえますように。

文学フリマに出店を決めるまで

私はこういうイベントへの出店は初めて。そんな私がなぜ文学フリマへの出店を決めたのか。そこには劇的な何かがあったわけではありませんでした。

じわじわと時期が熟して。

そうとしか言いようのない、そんな流れがきたから、ふいに、「出店してみようかな、えい!」と文学フリマの申し込みボタンを押せたのでした。

今回の記事では、文フリ出店を決めるまでの「じわじわ」の部分を書いていきます。

中学時代のはるかな夢

さきほど「じわじわと時期が熟して」と表現しましたが、その源流は中学時代に遡ります。15年近く前ですね。やば。

当時まあまあなオタクだったので、同人誌即売会とかに行っていたのですが、そのイベントがすごく好きで。友達にもサークル活動してる子がいたり。すごくうらやましかったんですよね。

「〇〇(わたしのあだ名)もやれば?」

そう言ってくれる友達もいたのだけど、いかんせん、絵心が全くなくてですね…!

絵が描ける人を心底尊敬します。
「絵が描ける」という才能は、「うまい絵が描けること」ではなく、「絵を描き続けられること」だと思います。
私は上手く描けるようになるまで絵を描けませんでした。

でも、これも言い訳のひとつ。
文章でも、よく原作の作品を読み込んで、汲み取って、原作の登場人物や世界観そのままに、さらに深く踏み込み、二次創作の小説を書いている方はたくさんいました。

私はそれに圧倒されるばかりで、自分が生み出すことなんて、できませんでした。ただ、数々の作品を読ませていただきながら、グッズを購入しながら、すごいなあ、うらやましいなあと思っていました。

私も作品を作ってイベントに出展したいなあ。なんて。

ゆるやかに時代と自分が追いついてきた

そんな学生時代からはや十数年。
インターネットやSNSの爆発的な普及によって、創作活動が急に身近になってきました。

クリエイターの創作活動を応援する「note」というサービスがでたことで、私の中で「わたしもつくりたい」という気持ちがだんだんと育っていったのです。

noteのアカウントを開設し、日記以外で書き始めたテーマが、アート記事でした。

アートは、ガチの学問からエンタメまで、包容力のあるテーマです。
「正解はない」を体現しているようなもの。
だから、アートの力を借りて、私は一歩を踏み出すことができました。

私も書いていいかも。

そして、身の回りにはアート好きな人はいないけど、noteではアート記事にたくさんの「スキ」いただきました。続いて身の回りでも、「アートが好き」「記事読んだよ」と言っている人が増えてきて、さらにはアート系webメディアで読者レビューを書くという経験をさせてもらうという現実がついてきました。

だんだんと「創作するわたし」になってきたのです。

アートから文フリに出会う

文フリとの出会いも、アートがきっかけでした。

素敵だなあとSNSや記事を拝見させていただいている、アートライターのさつま瑠璃さんが文学フリマ東京36に出店するという情報をみつけて、出かけたのが最初の文フリとの出会い。

そこで久しぶりにあの同人誌即売会の熱気を感じて、思い出して、うわっっっと激しく感情が盛り上がり、胸が熱くなったのです。

ただ、このタイミングでは、まだ出店までは考えていませんでした。

noteでの出会いの後押し

1回きりとなる予定だった文フリ参加。
でも、なんとその次の文学フリマ東京37に、いつもnoteで拝見しているあやめしさんと、じぶんジカンさんが、参加されるという情報が!

行かないわけにはいくまい。

というわけで、文フリ東京37に一般参加。

その時期、私はじぶんジカンさんのブランドづくりの講座「ちいさなブランドの学校」を受講していました。

じぶんジカンの松岡さんと、受講生のみなさんの、「つくりだそう」とする熱気に触発されて、「わたしもつくる側にいきたい。いけそう」という高揚感に包まれました。

文フリ東京の転換期に焦る

さらに、今回の文フリ東京38から入場料が必要となり、さらに次の文フリ東京39からは会場が東京ビッグサイトになるというニュースが飛び込んできました。

東京ビッグサイトでは埋もれてしまう…!

そんな危機感から、ラストチャンスとばかりに、出店申し込み開始後すぐに申し込みました。

直前まで迷いに迷って、出店!

申し込んだあとにもずっと迷っていて。
結局入金期限にギリギリに入金しました。

ここまできたら、もうあとにはひけません。

手に取った方に楽しんでもらえる、喜んでもらえるような作品を、ワクワク作っていきたいと思います。

はるかな夢を叶えた文フリ出店

そんなわけで、ノリと勢いも多分にありながらも、15年近くを経ての夢かなイベントとなりました。

もうあまり日がないので、制作に準備にと、もりもり手を動かしていきたいと思います!

「スキ」やコメントで応援してもらえると嬉しいです。

それでは〜!

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