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助産師からお母さんに伝えたいこと

こんにちは、
助産師のかおりです。

今日は、
毎日多くのお母さんと
関わらせていただいている中で、
私がお母さんに伝えたいことを
お話していきたいと思います。

1.お母さんは動物

出産後のお母さんは、
ジャングルの中の動物のようです。

つまり、

子どもを守ることに必死

自分では
何もできない赤ちゃんが
この世で生きていけるように
お世話をして守る必要があります。

時には、
夫も敵に思えるくらい、
お母さんは赤ちゃんを守ることに
命がけで取り組んでいるのです。

2.子どもをどんな人に育てたい?

一生懸命に
子どもを育てるお母さんは、
その先に何を思い描いているのでしょうか?

「子どもができることを増やしたい」
「いいこに育ってほしい」
「周りに迷惑をかけない」
「賢い子に育ってほしい」

いろんな思いがあると思います。

自分の子どもを
良くしていきたいと思うのは当然です。

それは、

一生懸命に子どもを育てている証拠

我が子が誕生した瞬間から
お母さんは本当に一生懸命に
子どものことを考えているのです。

3.お母さんに伝えたい言葉

一生懸命になることは
とても素晴らしいことです。

しかし、
一生懸命になりすぎて
目が向けられていないこともあります。

それは、

一生懸命することはお母さん自身の自己満足

子どものためを
想って取り組んでいることが
いつしか自分自身の自己満足のために
なっていませんか?

「これだけ一生懸命にしたから
思い描く結果が待っているに違いない」

そのプレッシャーを受ける
子どもはどんな風に思っているのでしょうか?

きっと、

リラックスできない環境にいる

仕事や家事をする時、
リラックスできない状況で
落ち着いて作業に取り組むことはできますか?

リラックスできない状況で
いいアイデアや判断はできますか?

それと同じなんです。

子どもはリラックスして育つ

そのためには、

【できていないお母さん】になろう

【できるお母さん】
になる必要はないのです。

子どもは、
親や大人は何でもできると思っています。

しかし、
できていないお母さんを見ると
「お母さんでもこんなんなんだ~」
と思えるのです。

お母さんのできないところを
サポートしようと子どもは頑張り
どんどんできるようになっていくかもしれません。

私が言いたいことは、

頑張らないでいいんだよ。
ありのままの自分を
子どもに見せていいんだよ。

私は、
できないことを
どんどん子どもに見せています。

私のできていないところを
子どもは代わりにしようと頑張り、
それができた時にはものすごく
いい笑顔と誇らしげな表情をしています。

そうやって
子どもは成長していくのかなと思います。

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