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つわりで食事が食べられない場合、赤ちゃんは栄養不足になるの?

妊娠すると、最初に訪れるハードルが「つわり」です。
つわりの程度には個人差があり、なかには症状が全くない人もいます。

つわりで食事が食べられない場合、赤ちゃんに栄養が届かず栄養不足になるのでは?と心配になるのではないかと思います。

結論から言うと、赤ちゃんへの栄養面での心配はいりません
では、詳しくお話していきますね。

つわりは妊娠5~6週から15週頃まであると一般的には言われています。
妊娠15週で胎盤(赤ちゃんに栄養や酸素を届ける大事な役目の臓器)が完成します。すると、ようやくお母さんから直接赤ちゃんに栄養や酸素を届けるシステムの完成です。

「それまで赤ちゃんはどこから栄養を摂取しているの?」

それは、赤ちゃん自身が受精卵から細胞分裂を繰り返す過程で作られる、「卵黄嚢」と呼ばれるお弁当箱から栄養をもらっているのです。

「胎盤が完成しても、つわりがひどくてしっかりと食事が摂れない場合、赤ちゃんの栄養は足りていないのでは?」

赤ちゃんは、成長するためにお母さんからちゃんと栄養を摂っていくので大丈夫です。

妊娠すると経験する色々な体調の変化が起こります。
その変化に対応するための知識は沢山あり、妊婦健診などで相談すると多くのアドバイスをもらえると思います。

しかし、つわりに関しては「もうすぐおさまってくるから辛抱だね」「食べれるものだけ食べていればいいよ」など、効果的なアドバイスがないのが現状です。

私自身、つわりを経験した時に感じたことは…
「つわりってこんなに辛いんだ。」
「15週になったらつわりも楽になるって言うけどそれまでが長すぎる。」
「15週を過ぎたのにつわりが終わらない」
「食べたいものを食べてる瞬間はすこし楽になるけど、飲み込んだ瞬間にまた気持ち悪さが出てくる」

つわりが辛すぎて夫の前で3回、本気で大泣きしました。
藁にもすがる思いで、つわりに効くと言われるあらゆる方法を試しました。

次回は、私が経験した中でおすすめできる「つわりに効く方法」について、お話していきたいと思います。

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