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妊娠するとはどういうこと?

こんにちは、
助産師のかおりです。

毎日、
多くの妊婦さんと関わる中で
気になることがあります。

現在、
妊娠中のママや
妊娠を考えている女性の方に
ぜひ読んでいただけたらと思います。

1.妊娠するということ

妊娠するということは
どういうことなのか?

それは、

赤ちゃんを子宮で育てること

小さな命を
10か月かけて
大切に育てていくのが
妊娠するということです。

2.妊婦さんの役割

順調に育っているのか、
それを確認するのが妊婦健診です。

妊娠初期~中期(11~23週)は
4週間に1回の間隔です。

妊娠中期~後期(24~35週)は
2週間に1回の間隔です。

妊娠後期(36週以降)は
1週間に1回の間隔です。

つまり、
妊婦健診までの間は
ママが体調の変化を
気にかける必要があるのです。

おなかが張る
出血がある
破水した
胎動が少ない…など

このように
気になる症状があれば
様子を見過ぎずに
まずは産院に連絡をして
相談しましょう。

赤ちゃんが危険な状態を
知らせているかもしれません。

言葉では聞こえないので、
症状で把握する必要があります。

要するに、

赤ちゃんの声を聞き逃さない

これが
妊婦さんの大切な役割になるのです。

3.妊婦さんに心得てほしいこと

気になる症状があった時、
それが夜中であった場合、
電話をかけるのを躊躇して
朝まで様子を見ていたと話される
妊婦さんが時々いらっしゃいます。

翌朝の受診で
問題なければいいのですが、
異常事態になっていた場合には
取り返しがつかない場合もあります。

何か症状があれば
夜中であろうと
すぐに産院に連絡をする

これは、
赤ちゃんを危険から守る
ママの大切な心得なのです。

また、
「生ものを食べたけど
赤ちゃんには影響ないですか?」
このような質問も
よくいただきます。

妊婦さんは、
トキソプラズマの感染を
気にしているのですが、
食べてしまったものは
どうしようもありません。

採血で検査することもできますが、
感染が分かったとしても
治療できる訳ではないのです。

要するに、

心配する食べ物は食べない

これが、
赤ちゃんを守る一番の方法です。

そして、
パパにもお願いがあります。

このように、
妊婦さんは色々
気をつけることがあるので、
パパも一緒に寄り添ってあげてください。

一人で美味しく
生ものを食べることは
しないでくださいね。笑



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