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母の涙とシルバージニー

ペタルトーンエッセンスというフラワーエッセンスをご存知ですか。
よくある飲むタイプのフラワーエッセンスではなく、手のひらで揮発させる珍しいタイプのフラワーエッセンスです。
パッとカバンから取り出して使えるので、出先でも使いやすくてオススメです。

今日はペタルトーンエッセンスの「シルバージニー」を使ったエピソードをご紹介します。

ちなみに購入の理由は、単純になんとなく名前に惹かれたから。
銀色の精霊ってオシャレじゃないですか?

シルバージニーの販売ページの説明を抜粋すると、

「個人間やグループ間での人間関係の助けに」
「我慢していた涙を解放する助けに」
「お金に関するブロックの解放」

など、幅広い作用があるとされています。

さて、シルバージニーを使ってどうなったか。

初日は夢を見ました。
なんとなく疎遠になってしまった知人の後ろ姿を見ている夢です。
ああ、自分はまだ寂しさが残っていたんだなあと思いました。
かといって連絡する気にもならずそのまま放置。

そこから数日間は何もありませんでした。

その後、半年ぶりに母に会ったんですね。
この母親がおそらく発達障害があり、
子どもに良い教育を受けさせるとか、ちゃんとご飯を食べさせるとか
そういった実際的なことはちゃんとしていましたが、
どうも爬虫類のような感情のない瞳をしている人でした。

それで久しぶりに母と食事をしていたら、
「あんたのことを夢で見た」
と母親が言い出しました。

夢の中で母親がベビーカーを押していると、
乗っていたはずの私がベビーカーにいない。
驚いて方々さがしまわり、私がいるらしい部屋の前にたどり着く。
そこで扉に向かって私の名前を呼ばわると、
中から小5くらいの私が飛び出して抱きついてきた。

母の夢

その話を聞きながら、私はとても動揺しました。母親が目に涙を浮かべていたからです。

私が思い出す母親は、とにかく何を考えているか分からない人でした。

子どもの頃、母と目が合わないのでじっと見つめると、
「そんなに人を見つめるのは失礼だ」
と注意されたことをよく覚えています。
人の目を見て会話することが苦手な人なんですね。

いつも襟の伸び切ったボロボロの服を着て、淡々と台所で人参切ってるイメージしかありません。
何かを話せば人を怒らせてしまうので、何にも言わないでニコニコするように育った。そういう人でした。

「この人が涙目になるとは」「この人に心があったのか」という新鮮な驚きがありました。

大体、母に「抱きつく」という動作をした記憶が私にはないんですよ。
きっと忘れているだけで子どもの頃にはあったんでしょうね。

シルバージニーは私を通して母に作用したのかもしれません。
もしそうだったとしたら、解放されたのは私の涙ではなく、母の涙だったのでしょう。

フラワーエッセンスという不思議な品物の、大変不思議な話でした。

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