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(連載)ポジティブ心理学 第1回「ポジティブ心理学ってなに?」

現在、キャリアコンサルタント資格の登録手続き中ということで
登録完了するまでに、「ポジティブ心理学」を勉強してみることにしました。
ポジティブ心理学についてはその是非も問われるところ、らしいのですが
私は今の段階では肯定も否定もしていません。
ただ学んでみるというスタンスです。そこをご承知おきください。

と言うことで、今日からアウトプットを兼ねて連載を開始します。
どうぞしばらくの間、お付き合いください。

「ポジティブ心理学」とは、幸福を科学的に追求する学問です

ポジティブ心理学のルーツは1998年とまだ新しい分野です。
アメリカの心理学者マーティン・セリグマンによって提唱されました。
セリグマンは「心理学には問題解決の面だけでなく、プラス面を伸ばす肯定的な側面もあるはず」と考えました。
1998年当時の心理学界では研究対象は
ポジティブ1 : ネガティブ17
と主に治療という側面での研究に重きを置かれていました。
セリグマンの提唱から、さまざまな学者がポジティブ心理学を唱えるようになった現代。
ウェルビーイングなどもその流れの一端となっているのかもしれません。

「ハピネス」ではなく「ウェルビーイング」を追求する

ポジティブ!と言うと「ハピネス」のようなご機嫌な気分をイメージしがちですが、ポジティブ心理学は精神的・肉体的・社会的にいい状態である「ウェルビーイング」を追求する学問であり、日本語で言うと「幸福」を追求する学問です。
さまざまな学者が、膨大な研究を重ねていますが、テーマの階層は大きく3つ。

1 主観的 「良い気分を感じる」ことに焦点を当てた研究領域。
      「感情」「充実感」「フロー」「楽観性」「幸福」などなど

2 個人的 「良い人生を送るために」「良い人間でいるために」必要な資質を研究する領域。
     「強み」「美徳」「対人スキル」「独創性」「レジリエンス」「忍耐」「勇気」「魂胆への対処法」などなど

3 社会的 「良い社会」「良い組織」について研究する領域。
     
「道徳」「教育」「労働倫理」などなど

これらを「なぜうまくいかないか」研究するのではなく
「どうしたらうまくいくのか」を研究する心理学がポジティブ心理学です。

第2回に続く。。。



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