あっちとこっち
来週から夏休み期間の授業日(夏休みなんだけど、授業がある日)なので
準備もかねて、雷雨の中久しぶりに出勤してきました。
すっかり夏休み気分になってしまっていて、朝はバタバタ・・・
これでお弁当作りがはじまると、ペースが戻るまではしんどいかもです。
この2週間、特におでかけもせず、図書館の自分が読みたいと思った本を、ゆっくり読むことができました。
(この本は知っておかなくちゃ) とか (説明できるように) とか
仕事だと思うと、本の頁をめくるのは進みが遅いのですが、
読みたいと思う本は なんだかんだ忙しくても読めたりします。
本当はじっくり、深く読めばいいのでしょうが
ななめ読みしたり、気になるところは何度か行きつ戻りつしながら
自分のペースで、気を張ることなく楽しく読めました。
今日からnoteもぼちぼち再開です。
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前置きがながくなりましたが、図書館から借りてきた本のなかの1冊から。
川のむこうとこちら、あの日もそこから違ってしまった。
自分の場所と、誰かの場所も・・・
昨年から読みたいと、何度か手にしては置いてきた本。
震災関係の内容は、なんとなく気持ちが重くなってしまうので少し迷いながら読み進めたのですが、自分がどうみられるのかを意識し始めた女の子の気持ちや、クラブ活動を通じて、自分の内からの力で進んでいく姿はとても爽やかな気持ちになれました。
川は距離を作ってしまうもの・・・
けれど高い壁ではなくて、遠回りしても向こう岸に行ける方法があるかもしれないところに救われるのかも。
この本を読んで思い出したのが
この本の主人公は、心の中に大きな川が流れているような,虚無感をもっているのだけれど、違う立場の友人を知ることで、自分の居場所がみえてくるようでした。
見えない川は、社会の中にも流れています・・・
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今年の課題図書にもありましたが、児童書やYA(ヤングアダルト)の本の中には、震災や貧困、ヤングケアラーやディスレクシア、いじめに不登校など社会を反映した重たいテーマものがあります。
困難や不安定な心を乗り越えていく主人公に、感じるものはあるのですが、「もし今、自分がその当事者で、このストーリーを読んだらどう思うだろう・・・」といつも思います。
自分を重ねても、主人公と一緒に、乗り越えていく力にかえられることを願います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。文章にするのに時間がかかりすぎて、定型でなく、不定期になるかと思いますが、読んでいただけると励みになります ♪