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自信なんてなくていい! |自信がないから諦めてきたあなたへ。

こんにちは。笹木香里です。

「自信がないから」
そんな理由で諦めようとしていることはありませんか。
もしくは、諦めてきませんでしたか。

せっかく力があっても、
周りの人が推してくれても、
お客さんから信頼されていたとしても…

自分が自分を認めてあげられないとしたら
それはちょっと悲しいことですよね。

そんなあなたに伝えたいのは、
「自信なんてなくていい!」です。
(ハイ、これ、私自身に言っています。)


「自信がない=仕事ができない」ではない!


「自信があるかないか」なんて、
実は「出来るか出来ないか」にさほど影響はないんです。

自信がなくたって、
能力があれば出来てしまいます。

自信がなくたって、
心から誠意をもって向き合えば、
お客様から信頼していただくことは普通にあります。

お客様や職場の後輩、友人たちのそんな例を
私は今までたくさん見てきました。
その度に彼、彼女たちに伝えてきたのは、
「大丈夫。ちゃんと出来ているよ」ということ。

自信がないよりはあるに越したことはないけれど、
「自信がある、ない」を評価基準にする必要はない。
そう思って、少し肩の力を抜いてほしいなと思います。

特に、何かを新たに始めるというような
スタート地点においては、自信がなくて当たり前。

逆に、「初めてですが自信満々です!」
という人のほうが信用できないな~
と私は思ってしまいます。

スタートして、経験を積んでいくことでしか
自信をつけていくことは出来ないんじゃないかな。
そう思うんですよね。

自信がない私が上司に言われた言葉


…なんて偉そうに言っていますが、
私も「自信がない」が行動のブレーキになってしまう一人です。

ちょっと私の話をしますね。

私は本業で福祉の仕事をしています。
もともと成人の支援に関わっていましたが、
新たに放課後等デーサービスが立ち上がるタイミングで
児童やその保護者の支援にも関わることになりました。

私には息子が二人いるのですが、
二人とも不登校の傾向があります。
それだけが理由ではないのかもしれませんが、
「子育て」に自信がありません。
もっと言うと、「私はダメな母親だ」に近い
セルフイメージを持っています。

そんな私が、放課後等デーサービスに
「児童指導員」として関わることになり、
まず思ったのは、「私にはその資格はない!」でした。

「児童指導員」という名の通り、児童の支援が基本ですが、
当然、保護者との面談もありますし、
保護者から相談を受けることもあります。

私は上司に言いました。
「児童指導員は自信ありません。
出来れば、今まで通り成人の支援だけに関わりたいです。」

それに対し、上司から言われたのはこんなことでした。
「自分の子育てに自信満々な人っているのかな?
内容は違えど、みんな何かしら悩んでいるんじゃないの?
保護者の方の悩みに共感したり、一緒に考えたりできることが
強みになるんじゃないの?」

自信がない私が心がけたこと

その後しばらく経って、また社内の異動があり、
放課後等デーから外れ、成人のみの支援に戻ることになります。
児童や保護者の方々に異動のあいさつする際には
たくさんのあたたかいお言葉をいただき、
ああ、素敵な関係を築かせていただけていたんだなと
しみじみありがたさをかみしめました。

私がやっていたことは、
目の前の相手に誠意をもって向き合うこと。
ただそれだけです。

他の児童にとっての正解が、
目の前の児童にとっての正解とは限らない。
でも、これは今までやっていた成人の支援と全く同じ。

「支援員」としての経験は活かしつつ、
「児童指導員」としての経験不足は隠さず、
職員皆で話し合ったり、専門機関に相談した結果も時に伝えながら、
その子にとってのベストを、児童本人や保護者の方と一緒に考えました。

その間、自信があったか問われれば、「NO」です。
だからと言って、何もできないのとは違う。
どんな業務でも、自分の業務に関してはプロであるべき。
これが仕事に関する基本的な私の考えなので、そこは貫きました。
プロであることに、自信は必要ありませんでした。

自信があるかないかは関係ない。
誠意をもって、やるべきことをやる。
…もちろん、プロである以上、
研鑽を重ねていかなければならないですけどね。

新人だってプロとして、「やるべきこと」をやるんです。
「やるべきこと」が不明瞭であれば、必死で学ぶんです。
確信が持てなければ、周りに聞くんです。

事前に入念に準備したり、
自分の考えが間違っていないか確認したり、
自信がないからこそ、慎重にことを進めることが出来る。
その姿勢に信頼を寄せて下さる人もいる。

このエピソードが事例として適切かはわかりませんが、
自信がなくて踏みとどまっている人に
「自信がなくたって大丈夫」とどうしても伝えたくて
熱く語ってしまいました(笑)。

自信がない時に読む本 |「自信がない人は一流になれる」


それでも、
「いやいやいや。
 自信がないのはやっぱり致命傷でしょ。」
と思ってしまうあなたへ。

素敵な本をお勧めします。

「自信がない人は一流になれる」
トマス・チャモロ-プリミュージク著。


今はどこでも「在庫切れ」のことが多いようで
なかなか入手が困難なようですが、
あちこちで紹介されていますね。

Amazonの商品ページではこんな風に紹介されています。

著者はイギリスの名門大学で教える社会心理学者です。
「成功者はなぜ成功したのか」について長年にわたり広範な研究を行ない、
「成功に自信は必要ない」という結論にたどり着きました。
根拠のない自信は害になるばかり。
自信のない人のほうが、自分の現状を正確に把握し、
弱点克服のために努力して実力をつけることができるのです。
(転載ここまで)

どうでしょう。
少しほっとしませんか?

「根拠のない自信こそ大事」という説もよく聞きますので
どう考えるかは人それぞれかと思いますが、
どうやっても自分に自信が持てない人は
「成功に自信は必要ない」
「自信がない人は一流になれる」
と自分に言い聞かせてみるのも良いかもしれませんね。


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