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【詩】ゴミバコとオハライバコ

僕はゴミバコ

誇り纏うは世間の埃
汚れ無ければ只の箱

自負している
世の中に必要な存在だと
自負している
誰かを幸せにしていると

僕は教わった
不満など抱かぬことが美しいのだと
僕は教わった
評価など求めるものではないのだと

それが、僕の意義
それが、僕の誇り

僕にそう教えてくれた。
僕にゴミを捨てながら。

 ホコリとは何か?

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