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七草粥と帰省

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七草粥を炊いたら、水の量が少なかったか、あるいは火加減が長過ぎたか…

お粥というより、めちゃくちゃ柔らかい離乳食ご飯…という感じになってしまったけれど🍚
雑炊ではなく、お米から炊いたお粥は美味しくて、何杯も食べてしまった^ ^

子供達は社会人になり巣立った我が家。

家族二人になって、二人分作れば良いのに…

つい作り過ぎて、しかも全部食べてしまったりする(^◇^;)

さて、明日は弟が2年ぶりに帰省するらしく。

私が弟に秋くらいから何度かLINEしたせいかと思う。

「コロナ禍であと何年も完璧な時は無いと思う。
だけどこの一年で両親の出来ない事が増えている。
だから、完璧でなくても都合がつくなら、
父さん、母さんが元気なうちに顔を見せてやって」

そして、とうとうやってくるらしく、とても嬉しい。

ここ数日、オミクロンで微妙な空気だけど…
出歩かなければギリギリ大丈夫と思いたい。

私の方は時間的に会えるかどうか分からないのだけれど。

習っているチェロのレッスン日と重なってしまった。
レッスンの方も、先生と会えるのが奇跡の連続みたいに日程調整が大変なので、基本変更したくない。

それで、弟とは会えるか会えないか分からないけれど、嬉しい気持ちを表したくて、甥っ子、姪っ子にお年玉を用意。

(弟の子供は二人とも小学生)

夜に実家に立ち寄り、もしか私が会えなかったら渡してと、
母にお年玉を託した。

連絡すら無いと嘆いていた母なのに、
いざ弟から「帰る」と連絡があると、これが何故か私からすればグズグズした事を言う。

一時間か二時間のことなら、わざわざ来なくても良いのにとか、

(それは一時間でもふらりと寄れる日があったら顔を出してと、私が頼んだんだと説明)

どうやらホテルかどこか取ったんだと思う。
泊めてやれなくて正月準備も出来なくて不憫で仕方ないとか、

(ホテルに泊まってくれるなんて楽で良かったじゃん!)

忙しいのに、無理して顔出さなくて良いからね、義理でわざわざとかしなくてもとか、

(え?会いたいに決まってるじゃん!)

…という調子で…

あー、めんどくさ!

と内心思ったのだけど…

「とにかく、せっかく帰ってくると言うんだから、歓迎して楽しく仲良くやってね」

と励ます。

母は弟の事が好きなのに、どう接したら良いのか分からないんだ、多分。

私と息子が仲良しなのを、どうして異性なのに親子でそんな事が出来るのかと、よく羨ましがる。

私から見た子供の頃の思い出は、私的には、私が弟を育てた気分。
弟とは3つしか違わないけれど。

母はずっと心身の病気で、私から見ると、心が現実とは、いつもどこか違うところにある様に見えた。

代わりに、弟の世話を焼くのが、同時に私の生きる支えでもあった。

母は、私が家族のご飯を作り続けていた時期の事を覚えていない。

それが、私が高校生の頃に母は良い先生に出会い、病気が改善した。

だから私は弟を母に託し、
やっと小さなお母さんではなく自分の人生を歩む事にした。

その時、弟は中学生の思春期。

母からすれば、急に思春期の男子を見る事になって、大変だったのかなと思う。

なんだか母と中学生になった弟はケンカばかりしていたし、それから何年かして弟は社会人になり家を出た。
たぶんしっくり来ないまま今に至る。

明日は仲良くしてくれていたら良いな。

そして私も、会えたら良いな^ - ^

#チェロ弾き
#日記
#家族
#親子関係
#子供時代
#七草粥

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