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人生の目的は、「死ぬまで生きること」 032/360


ごきげんよう、コーチバタコです。
  実態は・・コーチを目指してお勉強ちう。
目指してるうちから「心意気だけは」プロのつもりで名乗ってみてます。


***本日の記事のまとめ:*****************************************************
安富歩「生きる技法」(後述)  で説かれている
「人生の目的は、体感覚として『感じる』ものであって、決して記述することはできない」
  →この説に納得するものの、あえてコトバにしてみると
   人生の目的は「死ぬまで生きる」コトなのかもしれないと思った。

死ぬまで「ただ」生きる、死ぬまで「自分に正直に」生きる、死ぬまで「家族を大切に」生きる、死ぬまで「前向きに」生きる、などの限定的表現を加えると、「完全に間違いじゃないんだけど、抜け落ちてしまうものが出る」感覚があるので、逆に、それでいいんだと思う。 
  ←これ以上、細かく記述すると「押し付け、ウソ」になってしまう
   ギリギリのライン

例えば今、バタコは、ブログが楽しくて書いているけれど、数年後には別のことやってるかもしれない。今、筋トレなんかが楽しいけど、たとえ体が動かなくなっても、絶望することなく、その環境や条件のもとでまた「ただ」生きていく、そんな感じかな? と思いました・・

  ←人並み (以上?)  に、将来寝たきりになるとか、身体が不自由に
   なったらどうしよ!? 等の取り越し苦労をしてきた自分ですが
   ただ、生きていくしかないんだな、とハラがくくれた気がします
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1.人生の目的は「死ぬまで生きること」

突然ですが、人生の目的は

「死ぬまで生きること」

だと思いつきました
(あくまで、「バタコ個人にとっての」という意味です)

当たり前?

こんな、たとえ話をしてみます。

Aさん:
10日前、いままで幼なじみとしか思ってなかったBさんが
実は、「運命の人」だった!と気が付いて
告白したら、「しばらく考えさせて」と言われて
1週間後に再会したら、
「アタシにとってもAさんが運命の人だってと気が付いた
これから一生一緒に生きて行こう!」
って、映画みたいな展開になって

   (・・で、たとえ話なのでごめんなさい・・)
その幸福のさなかに、明日事故死してしまったとして

Aさんの一生って、
「悔しい、何の意味もなかった達成感のない人生」なのか?

と考えると、

いや、死ぬ瞬間まで「生きてた!」
そのことが大事、

だと思うのです。

で、また、例え話ですが

Cさんは、1か月前に余命1年程度の宣告を受けた
進行がん
でも、
実は最近子供が生まれたばっかりで
数年前に立ち上げた会社も軌道に乗り始め
これからというトコロだった

化学療法のツラさも聞くし
残していく家族のこと考えるのさえつらい
悪いけど自殺しようとも考えた-
けれど
やっと暗闇から抜けて
「コドモの為にも家族のためにも社員のためにも
ゼッタイ克服してやる!」
と決めた矢先
ツラい化学療法の途中で
感染症になって死んでしまった

という場合
「Cさんはどうせ高い確率で1年程度で亡くなるはずだったし
いろいろ葛藤したこと
開始した化学療法とか
みんな無駄だったわ

ではなくて
やっぱり、「死ぬ瞬間まで、未来に向かって生きて行こうとしてた」
そのことの方が大事だと思う。

つまり、何を達成したかとか、どれだけ人を幸せにしたかとか、
どれくらい長く生きたか、早死にしたか、もしくは自死だったとか、
刑務所で一生終えたとか、

それとは関係なくて「それでも、死ぬまでは、生きる」

のが、人間の仕事・つとめなのかな~と
極端に言ってしまえば、人生で「何やってもイイ」


もちろん、崇高な目的に向かって生きる人もいるし
そういう人は尊敬を集める (バタコも尊敬する) けれども

「人生の目的は崇高な目標に生き尊敬を集めることではない
その人にとってそれがやりたいコトであれば、する。
それをやりたくない人が、その人より劣っていることにはならない

と、急に、思いついたのです。(自分なりの、基準です)

それまでの自分は
「役に立たないことはやっていてはいけない」
「ただ、楽しいだけの人生ではダメだ」
「(世間的に見てカッコイイ) 何かを成し遂げないと」
というような、
「効率至上主義」的な発想を持っていたのに。

そして、そんな発想を持っていることを自覚したのも、つい最近のハナシだったのに、です。

2.この考え方の土台になった本:「生きる技法」

ずっと前から気になっていた
(読んで、納得するところと、まだ腑に落ちないところが入り混じっていた)
安富歩さんのこの本から


人生の目的は、言葉にできない

言語化してはならない、なにものか

  (本来は、カラダ全体で感覚として感じるもの
  コトバなどよりももっと深い何ものか、なので)

コトバという限定的なフォームに押し込めたとたんに
何かが抜け落ちて嘘になってしまう
たとえ、
「ノーベル賞をとるような偉い学者になって、
新しい知識を発見して人類社会に貢献する」
「大金持ちになって、そのお金で困っている人を助ける」
みたいなリッパなものであったとしても

「言語化」する力をつけるために
ガリガリとブログを書いている自分としては
これも気になっていて・・

「コトバにはできないもの、してはいけないものがある」

直観的に、それはきっと真実なんだろな、と思います。

3.虚しさを感じていても
 なんの実績もない人生だったとしても
 早死にしても

3a) 虚しさを感じていても


昨日の記事
スポーツ選手として、若いうちに業績を挙げてしまった
そんなヒトのその後の人生とかについて
考えていました。

バタコの世代的には
「今まで生きてきた中で一番幸せです」
のセリフで世を沸かせた、平泳ぎ200mで金メダルの
1992年当時14歳だった岩崎恭子ちゃん
を思い出しますが・・

昨日の記事に登場した元・花形クリケット選手フリントフ氏については
公の場で、
■昔鳴らした「大酒のみ」を返上してお酒を辞めたこと
■実は「抗うつ薬」のんでること
■つきつめれば「なんの意味もない」スポーツに
 どうしてそこまで夢中になれたのかわからない
■それなのに、その「究極的には、意味のない」
 スポーツでやり遂げたことを
 多分これから一生かかっても
 超えることはできないだろうな、と思ってるコト
など

そんな、個人的な、イタイ話を告白してるだけで
多分、どこかの誰かに慰めや力を与えてるだろな

という予感がバタコにはあるので

どんな人の人生も、どこかで誰かを救ってる、
と信じています。

バタコも、まだお会いしたことのない将来のクライエントさんに
自分の恥ずかしい過去話を
こうやってブログで書き綴っていること、それが
きっとなにかのお役に立つ!と思って書いています。

要するにバタコが言いたいのは
「派手な業績を挙げてしまった後
どこか『むなしさ』を感じながら生きている」
それも、立派に「生きている」証 (あかし) で

「もう生きてる意味を感じられない」

と (思うなと言っても、感じてしまうものなのでしょうが)
思っていても、それでも
「生きてるコトただそれだけが仕事であり意味があるのだ」
と私は考えている、ということです。

3b)何の業績もない人生だったとしても

「スピリチュアル」なハナシだから  
どれくらい説得力を感じていただけるか分かりませんが
バタコは魂の輪廻転生は「ある」と思っていて
バタコお気に入りのブロガーさん、ロンドン在住鍼灸クリニック経営の
KIKAさんがおっしゃっているように

自分に与えられた役割をきちんと受け入れ生きる

でも多くが自分の役割を見る事なく他者の事で心を煩わせ、自分の瞳を曇らせている
        -----------------------------------------

人間誰でも自分の宿題があって自分の役割があるのでしょう

今世を愛に生きると決め数多くの激しい恋愛に生きる人、仕事に生きて何らかの社会的な地位を達成する人、芸術に生きる人、母として生きる人、迷いの中に学びがある人、苦しみのなかで学ぶ人、恐怖の中から進み出る人、前回の人生が非常に厳しかった反動で今世は享楽だけに生きると決めている人...

それぞれ与えられた役割、宿題が違うのに外側の部分だけ見て他人を羨むと言う事は全くもって無意味ですね
自分の本質からずれている時に起こるのでしょうね
     

たとえなんの「業績」もなくても
一生引きこもりでも
刑務所で生涯のほとんどを過ごしても

前世療法などで
「亡くなった祖先や、遠い前世で果たせなかったことを
今、アナタがやってるんですよ」
というような話はよく聞きます。

バタコ的にはなんとなく腑に落ちる話ですが
スピリチュアルな考え方をしなくても
数百年前の閉鎖的な社会であれば、考えられなかったようなことを
現代に生きる私たちが実現できてるのは事実だと思います。

☆「好きなコトをするのも良い
☆「得意だから、外的評価を求めてガンバルのももちろん『有り』」
☆「思想信条、もっと崇高な目標に向かって頑張ってる。
 好きとか得意とかそういうレベルを超えて・・」 ←スバラシイ
                         ・・でも
                         崇高な目標が
                         「ないとダメ」
                          とは思わない
☆「いや~イロイロ悩んでるようだけど
 本当に好きな人と、相思相愛になったとたん、
 そのほかの悩みなんてどうでもよくなった。
 愛がすべてだよ!」 ←それもあり MIYUさんの「恋が最強」記事
☆「すべての希望を失って
 ただ、いきてるだけ。死にたいと思うことも多々ある」 ←それでもOK

本当にただ生きてるだけでいいんじゃないかと急に思ったのです。


3c) 早死にしても

知り合いに、早産 (20数週生まれ) で、新生児病棟入りした赤ちゃんを
結局、亡くされた方が居ます。

バタコの母には、3歳前で死んだ兄が居ました。

最近、拝読したのは、女性経営者として発信もたくさんされていて
日本のビジネスウーマン (に限らず、女性みんな) の尊敬を集めている
経沢香保子 (つねざわかほこ)さんが、
妊婦の段階で難病宣告された娘さんを、
出産し育て、4歳で亡くされたというおハナシでした。

経沢さんに限って言えば、バタコの勝手な解釈ですが
「理想の経営者像に向かって、自分を律し、邁進し続けている」
「食事に気を遣い、定期的に運動している」
など、尊敬を集める経沢さんの後ろには
亡くなった娘さんがいるんだな、と確信しました。

身近で幼いお子さんを亡くした方の事例を見ても
バタコは、常に、
「ああ、あの子の存在が、こうやって、生きている人たちに
影響を与えているな」
と思うのです。

無駄な命なんて、ない。


4.まとめ:ただ生きてるだけ、それでも幸せを感じられたら最強

今度、記事にまとめようと思うのですが
星野富弘 (ほしのとみひろ) さんのように
頚髄損傷 (けいずいそんしょう、
     要するに首の骨を折るケガ) を経て、
首から下が、(個人差はありますが) 全く~ほんの少ししか使えない人 (イギリス人) の体験談を読みました。

読んでるだけで涙が出るツラいお話でしたが

五体満足だけど
「あれが足りないこれが足りない」と思っている自分を反省。
足し算で、「あるものをありがたいと思う」方向に
発想転換したいと強く感じました。

「潜水服は蝶の夢を見る」という映画になった本を読んだ時も
そういえば同じことを思ったのでした・・
(こちらは、脳卒中で、意識・知的処理能力はそのままなのに
全身の運動能力が失われた中年男性・雑誌編集者が
唯一、コントロールできる、まばたきの回数だけで
意思疎通し、
50音字表のようなものを使いつつ、1文字1文字!ずつ
書かれた本でした。)


だから、自分自身の為だけにメモ書きしておくと
「ただ、死ぬまでを、生き抜く」のが人生で
それまでの間に
イロイロ目標立ててみたり計画してみたり
ヒトを怒らせたり、泣かせたり、いっとき幸せにしたり、
うまくやりおおせたり、大失敗したり
泣いたり笑ったり
あらゆる感情を味わいながら
心残りの無いように、やっていこう!と。

別に誰かに向けて何かを証明するわけでもなく
ドジやって、恥かいて、
もし仮に法律破ったり
人倫にもとることをしたとしても
それでも生きていく

   ↑↑↑ 死刑、論もなかなか奥深いですよね
   日本は数少ない「死刑」国
   でも (税金使って、刑務所で一生安泰な人生を保証する)
   終身刑って、どうよ?
   という考え方も、ありますよね
   
    数年前には
   「コドモが殺人犯に。親の人生はどうなる?
    何を思う?」
    という筋書きの映画が話題になりましたね

バタコはずっと「ジャッジ」するヒトだったけれど
これからは、やめよう、と思いました。

今日もただ生きる

でも、自分としては目標があった方が楽しいから
目標とか立てて頑張っちゃう
でも頑張れない自分が居るのも知ってて
それもアリ
(それで自分を責めて、ましてや「生きてる価値ない」
なんて、決して、思わない、こと)
   ↑↑↑ 少し前まで、絶賛、そゆこと、思っていました

そんな感じかな?

そして人生は続く

 ↑あ、尊敬する坂爪圭吾さんのブログのマネしちゃいました

アナタは (今の自分にとっては) これが人生の目的!と思ってるコト、ありますか?

ではまた明日!




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関連記事:むなしい? 引退後のトップアスリートの人生

本文中リンク:MIYUさんの「恋愛至上主義」

本文中リンク:KIKAさんの「今世の目的は人それぞれ」

本文中リンク:経沢香保子さん、難病で短命だった娘さんのハナシ
       (残念ながらリンク切れになっていますが
       一部は読めます)

       経沢香保子さんの経歴、自己紹介


本文中リンク:潜水服は蝶の夢を見る

        日本語吹き替え映画

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