イギリスの4分の3の企業がワークスペースの切り替えを検討中:今日のアウトテイク#233(2024-07-08)
<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ、殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」
※テナントビル業がホスピタリティ業になる時代。
#今日のBGM
#今日のコトバ
#時には子供の視点が必要
いい話を読んだので雑訳して共有する。元の出典は不明。
#イギリスの4分の3の企業がワークスペースの切り替えを検討中
さらに企業の59%が、フレキシブルスペースやコワーキングスペースが自社のビジネスニーズに最も適していると回答したという話。
NCGが英国企業の上級意思決定者1,002人を対象に実施した調査によると、現在70%の企業がオフィスやワークスペースをハイブリッド(46%)またはフルタイム(24%)で利用している。
ポイントは「ニーズに合わせて複数のタイプのスペースを利用」しているというところ。
現在、76%が新しいスペースを積極的に探しているか、今後1年以内に探し始める予定だと回答しており、59%が、自社のニーズに最も適したワークスペースがどれかを見極めるため、様々なワークスペースの選択肢を定期的に見極めていると回答している。
今どき、企業は一つの環境にこだわらない柔軟な選択肢を持っているということ。
まあ、リモートワークが前提の個人事業者やフリーランサーにとってはごく普通のことだが、全員が毎日同じオフィスで仕事することが当たり前だった企業も、パンデミックを経て徐々に変化しつつある。
で、こうなる。
当然の成り行きだ。時代は変わりつつある。いや、変わったと言っていいと思う。
こういう細かい分析は有益。そう、都心に一同が集まる必要はもうなくなってきた。それぞれの生活圏内にワークスペースを持ってれば仕事はできる。
そして、たま〜に顔をあわせる機会があるときにも、そこを使えばいい。そうして同僚のワークスペースを順繰りに巡っていくのも楽しいかもしれない。無機質なオフィスに集まるより、かえってチームの連帯感が増したりすると思うがどうだろう。
ちなみにこれは不動産事業系の媒体の記事だが、これを受けてこう締めくくっている。
ニーズが変わってきているのだから、テナントビルビジネスもこれまで通りの方法論では成り立たなくなってくるのは自明の理。まさに「機敏であり続けること」が求められる。
かといって、オフィスはそのままで賃貸借契約を時間貸しに変えればそれでいい、というわけでは全然ない。特にコワーキングはコミュニティありきなので、ハコモノの発想では早晩運営にほころびが出るのは明々白々。
そこにはやっぱりユーザーに頼られるコワーキングマネージャーが不可欠だ。
そうしてテナントビル業もホスピタリティ業になる。そういう時代に移ってる。
ということで、今日はこのへんで。
(カバー画像:Robert Bye)
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