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読書記録『懐かしくて新しい「銭湯学」 お風呂屋さんを愉しむとっておき案内』

新年あけましておめでとうございます。
おめでとうございますと言っていい状況かは謎です。
ありがたいことに私は平和に年末年始を過ごすことができましたし、今もこうして好きなことを好きなようにnoteに投稿する、いつも通りの日々の中にいます。遠くの地で落ち込んでいても仕様がないですし、私は私のできることを、今年もコツコツ続けていこうと思います。

というわけで、今回読んだ本はこちら。

『懐かしくて新しい「銭湯学」 お風呂屋さんを愉しむとっておき案内』
(2021.9/町田忍著/メイツ出版)

暖簾をくぐれば、笑顔が出迎えてくれる。
「いらっしゃい」の声が「おかえり」のように
聞こえるのはなぜだろう。
それはきっと銭湯が、1日の終わりに汗を流し、
ほっとできる場所だから。

この本は、銭湯に懐かしさを覚えるという世代から、
レトロなものに魅力を感じるという若者まで、
銭湯文化に興味を持つ皆さんに贈る、
銭湯の楽しみ方ガイドブックです。

P.2より引用

銭湯の歴史から銭湯の一日の様子、おすすめの日本各地の銭湯まで、この一冊を読めば銭湯を楽しめるようになるフルカラーガイドブック本です。

最近はサ活や昭和レトロが流行っていることもあって、銭湯文化に注目が集まっていますよね。去年も関西では11/26(いい風呂)の日にちなんで「かんさい銭湯博2023」というのが開催されたりと、大変賑わっていました。

「銭湯学」というタイトルだけあって、この本を読むだけで銭湯の成り立ちから現代に至るまでの流れ、豆知識などがたくさん身に付くので、銭湯にちょっと興味あるな~という初心者さんに特におすすめの本です。小難しいことは全くなく、写真が盛りだくさんで写真集的にも楽しめます。銭湯と聞けば思い浮かべるような富士山のペンキ絵なんかもたくさん載っていますよ。

本書は銭湯がこれからも人々に愛され、
そして一人でも多くの銭湯ファンが増えるようにとの思いから刊行しました。

P.2より引用

年々減少していく一方の日本の銭湯。ファンを増やし、間口を広げ、銭湯文化がこれからも続いていくようにと願う著者の熱意が伝わってくる本でした。新年になって新しいことに挑戦しようと思っている方、銭湯に行ってみては? その準備として、こちらの本をぜひどうぞ。

それでは今日はこの辺で。
また次の記事でお会いしましょう。

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