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ひとり暮らしのためのノウハウ本を2冊読み比べてみた。

図書館の返却コーナーに、こんな本が並んでいました。

マンガ・イラストでわかる! これで安心! ひとり暮らしガイド
(ひとり暮らし研究会編/池田書店/2018.2)

ひとり暮らしレスキューBOOK ひとり暮らしの「困った!」をこの1冊ですべて解決
(成美堂出版編集部編/成美堂出版/2018.2)

ひとり暮らしに初めて挑戦する若者に向けた、ひとり暮らしのためのノウハウ本です。並べて気づきましたが、この2冊出版年月が全く同じですね。2018年の2月はひとり暮らしブームだったんでしょうか……?

それはさておき。似たような本が2冊並んでいたので、ものの試しに2冊とも読んでみました。ひとり暮らしからスタートする物語も多いですし、何かの参考になればと。

結論からいうと、内容から見て、ひとり暮らしをする若者にどちらか一冊をおすすめしろと言われたら、後者の『ひとり暮らしレスキューBOOK』をおすすめします。

理由は、「①部屋を決める・引越しをする前に知りたい情報」「②防犯・安全のための情報」がこちらの本の方が多かったから。

①は該当情報のページ数が2倍違いましたし、②もレスキューを題するだけあって情報が豊富でした。今回が初めての一人暮らしで、準備から何もかもが不安という人や、特に防犯を気にしなければならない女性にはこちらの方が良いですね。

ただ、読みやすさやは『ひとり暮らしガイド』の方が断然良いです。索引も整然としてわかりやすいし、漫画やイラスト図解で情報頭に入ってきやすいです。どちらかというと一人暮らしを初めた後に必要な情報の方が豊富なのもあって一番からは外しましたが、心と体の健康についての記載があったりなど、こちらもひとり暮らしに役立つ情報が盛りだくさんですね。

あと、強いていうと、hontoで電子書籍があるのは『ひとり暮らしガイド』の方なので、電子書籍派の人は『ひとり暮らし』がいいと思います。なんで『ひとり暮らしレスキューBOOK』は電子書籍ないんでしょうね……? ほかの電子書籍サービスではあるんでしょうか。謎です。

そろそろ4月。新生活のスタートとして、ひとり暮らしを始める人、すでに始められた人も多いのではないでしょうか。この本を図書館に返却したどこかの誰かも、その一人だったのかなと思いを馳せます。皆さん、今年も素敵な1年になりますように。

私もそろそろ新しい物語を書かないと。
それでは今日はこの辺で。
またお会いしましょう。

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