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感染症学 輸入感染症/人獣共通感染症

感染症法 3~5類に分類されるものが多い

海外渡航時は事前にワクチン接種するのが大事(義務化されているものも多い)

マラリア

熱帯熱、三日熱、卵形、四日熱 の4種が存在

熱帯熱マラリアは死亡リスクが高く危険

症状:意識障害、痙攣、頻呼吸、ショック、黄疸、出血傾向など

検査:低血糖、貧血、ヘモグロビン尿、高乳酸血症

診断:ギムザ染色で赤血球、原虫の確認

治療:ルメファントリン、メフロキンなど

重症ならグルコン酸キニーネ

予防:蚊を避ける

   抗マラリア薬の予防内服

デング熱

ネッタイシマカ・ヒトスジシマカ媒介のデングウイルスから発症

症状:発熱、眼窩痛、筋肉痛、関節痛 数日後に発疹

重症型では出血傾向、血漿漏出傾向、臓器不全傾向

治療:補液、アセトアミノフェン

デングワクチンが開発中だがまだ実用化されてない

腸チフス

汚染された水や食品から経口感染

症状:発熱、頭痛、食欲不振、全身倦怠感、徐脈、バラ疹、脾腫

診断:血液培養で菌検出

治療:抗菌剤

A型肝炎

経口、または糞口感染

症状:発熱、全身倦怠感、食欲不振、黄疸

高齢者では死亡リスク高い

治療:対症療法

ワクチンで予防可能

渡航者下痢症

大腸菌性が大半 他にカンピロバクター、サルモネラ、赤痢など

便の塗抹検査が必要

レプトスピラ症

汚染された水から経皮/経口感染

症状:発熱、悪寒、筋肉痛、結膜充血

重症化すると黄疸、出血傾向

破傷風

土壌細菌が傷口から侵入

症状:開口障害、体の痛み、呼吸困難など全身の筋肉の働きが悪くなる

重症化すると呼吸困難

ツツガムシ病

ダニ媒介で感染 黒褐色の痂疲を伴う独特の刺し傷がみられる

症状:発熱、悪寒、頭痛、倦怠感、体幹部発疹




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