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腫瘍学 外科腫瘍学

固形がんについて

疫学

男性では、胃、大腸、膵、肝

女性では大腸、、膵、胃、乳

の順に死亡率が高い

肺がんは特に罹患率も死亡率も高い

また、死亡率でいえば膵がんは群を抜いて悪い

発癌

肺がんにおいては主に喫煙によって細胞の癌化の可能性が高まる(非喫煙者に比べて約4倍)

癌化した細胞が一定以上増えることで各種症状を呈するようになる

転移

別記事参照

病態と症状

局所→圧痛、狭窄、閉塞など

全身→悪液質

   内分泌異常

   腫瘍随伴症候群:ランバートイートン症候群、多発性筋炎、皮膚筋炎、DIC、クッシング症候群など

   上大静脈症候群:腫瘍による上大静脈圧迫
           早急な治療要し、オンコロジカルエマージェンシーなどともよばれる


例)肺がんの場合

反回神経への浸潤→嗄声

血行性遠隔転移→頭痛、麻痺、痙攣など

ランバートイートン症候群:筋無力症

肺性肥大性骨関節症

病期

TNM分類:原発巣、リンパ節転移、遠隔転移
によって分類し、病期定める

治療計画作成の補助
予後の推定
治療評価
情報伝達補助
といった役割を持つ

固形がんの治療

①外科手術

根治手術
姑息手術

に分けられる

②放射線療法

③薬物療法

④緩和治療

⑤その他

こうした治療を複合的に行う集学的治療が主流になりつつある



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