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くよくよする前に、対策を考えよう

人はアクシデントに弱いです。特に予期せぬ出来事が起こった場合には慌ててしまったりしてしまいます。それは仕方ないといえばないのですが、このアクシデントの対応で、物事の方向性が変わってしまうと言ってしまっても過言ではなく、


それくらい対応と言うのは大切です。


このなにか起こったと時の対応と言うのが、本当に上手くない人が多いなと感じています。私も決してアクシデントの対応が上手いとは言えません。もちろん失敗もたくさんあります。私が上手くない人がいるというのは、結果ががどうこうではなく、



アクシデントが起こったときに動揺しすぎると言うことを言っています。



人は想定外のことが起こると慌ててしまいます。それは性格の部分もありますから、はっきり言ってこの対策というのは難しいんです。ですがコツと言いますか心構えと言いますか、「こういうものなんだ」ということが理解できてくると、人は意外に落ち着いて対応ができます。しかしながら人というのは意外に自分自身のことは理解していませんし、基本的には自分の価値観のもとで判断するので、ドツボにはまってしまうのは簡単なんです。私は学者でもなんでもありませんが、50年以上生きて来て、色々な人を観察すると見えてくるものと言うのがあって、その中で見えてきたものは、


人は起こっていない予測に対してあたふたしてしまうと言うことです。



自分の考え方とずれた時に、人はそのずれたことに対して焦ってしまいます。そしてそのずれたことによる最悪な状態を予想してしまい、その予想に対して一喜一憂をするんです。しかしそれは実はまだ何も起こってないことであって、


その起こってないことに対して、落ち込んだり悩んだりしてしまっているわけです。



人はメンタルが落ち込むと冷静な判断なんて出来ません。なので余計に動揺してしまうわけです。そして何も出来ずに落ち込むというパターンになります。ここで落ち着いて考えてほしいのですが、なにか自分が予期しないことが起こったと感じたとします。その起こったことというのは、自分自身で行動した結果で起こったことでしょうか。


ほとんどが自分は何も行動していないのに、自分が感じてしまっただけなんです。



よく、「悩み事の80%は起こらない」と言われています。その言葉はまさにこのことを表しており、実際に起ってもないのに気にしているだけにすぎないわけです。アクシデントが実際に起ったら、自分自身で行動すればいいだけです。行動した結果で次の行動を決めればいいだけで、ようは、


対策というのはリアクションなわけです。



それにも関わらずに、何も起こっていない中で気にして余計なことをしてしまうから、上手く行かないのであって、しっかりと何が起こっているのかを確認してから対応しても全く遅くはないわけです。あれこれと悩む前に、何が起こっているのかを見ればそんなに難しいことではないのに、何も見ようとしないで感じたままに動こうとすれば、それはこじれるのは当たり前なんです。自分自身で理解しといてほしいことは唯一つです。


自分が思っているよりも、自分はできる人間ではないし、状況がわからなければ動くのは時間と労力の無駄になってしまうということです。



感受性が豊かと言えばそれまでなんですが、度が過ぎると余計な悩みが増えるだけになってしまいます。

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