自分の意見を通すなら、人を納得させなければいけません

人はだれでも基本的には自己中ですから、自分の意見を通したいし、自分の意見を否定されるのは苦手です。もちろん私もその中の一人で、特に私は無駄に自分に自信を持ってしまっている人間ですから、以前にも記事にしたように、

人の言うことは聞きません。

とは言いながらも、ちゃんと意識していることはありまして、人の上に立つためには、これだけはしっかりと実践しないといけないと思っていることがあります。もちろん個人的な見解ですので、これが正解とは思っていませんが、私が逆の立場になった時に、これをされたら自分の意見を通されても何も文句は言えないなというものがあります。しかしながらこの事ってあまり理解してない人が多くて、これをしない結果評価されなかったり、信用されなかったりするのではないのかなと思っています。そのとても大事で意識しなければいけないことが、

相手を納得させる説明が必要ってことです。

人の意見というのは、結局は考え方の違いから生じるわけです。その考え方が違うから、意見がぶつかったり、その意見に否定や批判をしたり、相手の意見を理解しようとしなかったりする訳です。その理由というのは極々簡単なことで、人というのは自分自身で納得をしなければ、その納得のしないことに対して、

攻撃の対象になるわけです。

ですから、自分の意見を通したいのであれば、きちんと相手に説明し納得させる必要があるわけです。しかしながらほとんどの人が人に物事を説明するのを苦手としている人が多いので、人からちょっと否定されたら、それ以上説明する気をなくして強引に物事を進めようとするわけです。ここで現実を知っていないといけないのですが、この現実もわかりたくないと逃げてしまっている方が多いのです。その現実というのは、

相手に説明できない自分の考えなんて、絶対にうまくいくわけはないんです。

説明が出来ないのですから、単なる思いつきであって、そこに生じるメリットデメリットがわかってないんです。メリットデメリットが想像できないのですから、アクシデントにも対応できるはずもなく、それなのに強引に自分の意見を進めてしまうので、

そこで批判が生じるわけです。

自分の意見を通したいのであれば、この3つのどれかに当てはまらないといけないと思っています。

①　性格がよく、どんな人にも好かれている
②　絶対的な実力を持っており、実力で結果を証明できる
③　自分の考えを伝えて、人を納得させる力を持っている

②になるには、相当の実力がないと難しいです。①というのは性格です。性格というのはなかなか変えられるものではないですし、性格を変えない中で好かれようとした際に、だいたいがあざとく感じられてしまうので、結構な難易度になります。ということは、私達に出来るのは③しかないわけです。幸いなことに納得させられる力というのは、勉強すればなんとでもなるわけで、自分の意見を通したいのであれば、

勉強するしかないってことなんだと思います。