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時には曖昧さは大事だと思います。

生活していくと様々なことが起こります。良いこともあり悪いことだってあります。その様々なことに対して、一喜一憂してしまう事もある訳でして、嬉しいことなら良いのですが、嫌なことというのは誰だって受け入れがたいものなんだと思います。
しかしながら、本当に残念なことになかなかいい事というのは起こらずに、どちらかといえば悪いことが多く起こります。自分事で話をすると、


本当に悪いことしか起こってません。



そうは言っても、その現実から逃げるわけにはいかず、かといって真正面から立ち向かっていくにもダメージは大きいわけです。なので人は悪いことや嫌なことに対しては逃げてしまうんではないのかなと思います。そうであっても立ち向かっていかなければいけない訳で、その為には立ち向かえるだけのメンタルを整える必要がある訳です。ですので自分自身でも、


こういった自分のメンタルコントロールの勉強はしていかなければいけない訳です。



今は本当に様々な情報が溢れています。なので少し調べればかなり多くの情報というのがある訳です。しかしながらその情報の多さというのが逆にネックになってしまう事もある訳で、情報が多いが故に、自分自身で答えが出せないという状況に陥ってしまうという事もあるんではないのかなと思います。


特に今は「VUCAの時代」と言われており、



様々なことが急に変わってしまい不確定な事ばかりが起こるという時代に突入しています。世の中がコロコロと状況が変わっていくという事は、様々なことについてもコロコロと変わってしまう訳です。そんな中でも戦っていかなければいけないという事は、ポジティブな事ばかりは起こらず、どちらかというと答えなんて出ないネガティブな状況を耐えていく必要があります。その答えの出ないネガティブな状況というのを、


ネガティブケイパビリティーと言うそうです。



詳しいことはきちんと書籍を読んでいただきたいのですが、簡単に説明しますと、「答えの出ない対処のしようのない事態に耐える力のこと」という意味合いを持っています。自分の身の回りに起こる様々な事柄において、答えを出せるものももちろんありますが、多くの場合は答えが出せないものです。その答えの出ないことに対して、真っ向から受け止めてしまっても自分自身が追い込まれてしまうだけになります。ネガティブケイパビリティーというのは、その答えの出ないことは受け流してしまおうという事です。勘違いしてほしくないのは、


答えが出ないから能力がないという事ではないです。



答えを出そうとして答えが全て答えの出ることばかりではありません。ですが話を聴くことによって、問題が落ち着くケースというのもあります。特に人の悩みって答えがないものが多いです。ですがその話を聴いてあげることで落ち着くケースというのがほとんどです。ネガティブケイパビリティーというのは、直訳すると「問題を解決しない」という事になるのですが、本来の意味は、


その問題に対して共感をすることではないのかなと思います。




否定するのは簡単ですが、共感するという事は意外に難しいです。様々なことに対して共感することが出来た時に、人はストレス耐性が上がるのではないのかなと思います。





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