新年を迎え、我々はなぜ生きるか
明けましておめでとうございます。
LX DESIGN代表の金谷です。
久々のnoteだなと感じつつ、今の思考と景色を書き残しておきます。
悔しがり、もどかしがりながらも、不完全な今を認め、受け入れ、許し、ビジョン達成にまた今日も一歩踏み出していく。
将来、新たにLXのサービスに触れてくださる皆様、仲間になっていただけるチームメンバー・企業・投資家・パートナーの皆様に少しでも今の気持ちが伝わりますように。
1)なにを感じ、なぜ、僕たちはここに生きたのか
❶ビジョン共感と組織創り
去年の初めは、組織づくりやチーム経営にようやく向き合い始めたタイミング。
人事・組織・コーチングといった領域に知見が深いメンバーが増えたことで、新卒・中途採用プロセス、労務・評価制度・報酬設計、カルチャー・MVVといった領域を僕自身が一つずつ経験させていただいた。
ビジョン共感を軸に、時間をかけて、チーム経営に移行した1年だった。
❷ベネッセからシード調達と地域・スタートアップコミュニティの広がり
藤野さんや新田知事、ベネッセグループの皆様、グロービスファミリーの皆様から応援いただき、LXコミュニティ一同、新たな機会をいただいている。
創業から5年、約300地域を巡って、対話させていただき、全ての縁や経験が今の糧になっている。
❸グローバルの一歩目
大学時代にシリコンバレーにいた時、グローバルを前提としてサービスを創る、という話は散々見聞きしていたが、この5年、なかなか出られなかった。
Slush Finland 2022に参加し、フィンランド・インドなどで現地メンバーの採用が進んだことで、現地展開・M&A含め、可能性が広がった。
2)2023年、どのように生きるか
マネジメントの規模感と思考の範囲の広がり
去年、自分がいかに一スタートアップの経営のことしか考えていないか、ということを痛感した。
それは、国・自治体との対話やフィンランド訪問など、複数の事象の中だったが、国全体の投資としての教育の位置付けや在り方、全世界の中での位置付けというもの、
もっと言えば、数百年に一度の社会変革のタイミングゆえに、ほぼ誰もその過程を体感したことがなく、自分も含めて、だいたいの人の肌感があまり当てにならない領域とさえ言える。
1)❶で触れたが、LXのカルチャーとして、オープンマインド、承認、問い、フィードバックなどを重視しているのは原則や倫理的に重要だと言いたいのではなく、この市場タイミングだからに他ならない。
ビジョンを軸に顧客との対話をし、時間をかけて納得解に向き合うことがより求められると感じる。
価値観や市場含めて再定義が進むこのタイミング、
新たな"点"を市場に打つことを通じて、スタートアップの新たなエコシステム、もっと言うと、資本主義や社会構造の変革に貢献したい。
新年もよろしくお願いします。